松井秀喜の逆襲、そして横浜ベイスターズ
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜が開幕戦で1号本塁打を放ったようだ。まずは順調なスタートである。
この数年間、松井は苦しいシーズンを送っていた。それもこれも全て3年前の第1回WBC参加を辞退して以降の話である。恐らく当初、松井自身にはWBCに出る気があったはずだ。しかしヤンキースは主力の参加を快く思っていなかった。主軸でありヤンキースに馴染み2005年のシーズンまでに実力を発揮し認められていた「優等生」の松井は大型契約を結んだはかりの球団に配慮し我を通す事はしなかった。不参加を表明したのだった。
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