寒い冬には肉布団
寒くない?急に。
つい一日二日前まで手袋なしでもスクーターで全速驀進出来るまでに暖かかったのに、急に「やっぱり冬でした、ごめんなさい」みたいな感じで凍える大気が迫り狂って来たのである、神奈川県下は。
寒い。 ぽちゃさんの肉布団に埋もれたい。 あの温かさは宇宙の奇跡である。それも奇跡といってもそんじょそこらの奇跡ではない。簡単に一緒にするなのレベルである。 モーゼの奇跡、キンシャサの奇跡、漢江の奇跡、マイアミの奇跡と世の中には様々な奇跡があるが、「相手にならぬわ」としか言い様がない。マイアミの奇跡なんかオリンピック予選、ガラガラの会場で日本がブラジルに勝っただけじゃないですか。大袈裟にも程があるというものだ。特にサッカーの世界は「奇跡」が多過ぎる気がする。確かに昔のワールドカップ本戦で北朝鮮がイタリアを破ったりしたのは奇跡と呼んで差し支えないような気もするが、三点差を追いついてPK戦で勝っただけなのに「イスタンブールの奇跡」とか、「口にしていて恥ずかしくないのですか?」と思わず問い掛けてしまいたくなってしまう奇跡もある。 このように一口で奇跡といってもいろいろあるが、ぽちゃさんの温もりは間違いなく生物学的にも歴史的にも物理的にも奇跡といえるだろう。 例えば抱く対象がぽっちゃり女性ではなくマイク・タイソンだったりしたらどうだろう。恐ろしい。食べられてしまうかも知れない。同じホモ・サピエンスであってもぽちゃさんとタイソンでは非常に異なる物質である事がご理解頂けるだろう。ぽちゃさんという肉布団に包まれる安らぎと温かみは、簡単に言葉で説明できるものではないのだ。 まさに生体懐炉の名に相応しい。ホッカイロや湯たんぽがなくても、この凍える街中でぽちゃさんと抱き合っていれば大抵の寒さは凌げるのである。 二人の体温は一つの世界を作り出し、コタツの中で放ってしまったオナラの匂いのようにそこから離れない。愛の喜びに感じ染み入る瞬間である。生きていてこんな至福と巡り合えるなどと、これを奇跡といわずして何が奇跡かと私は訴えたい。アーガマのハイメガ粒子砲直撃を受けてI度熱傷で済んでしまうぐらいの奇跡である。 どんなに寒くてもぽちゃさんの体温を感じていればそれは奇跡の幸福だが、独り身だと「ただ単に寒い冬の一日」に過ぎないわけなんである。これはあまりに悲しい現実だ。 ぽちゃさんの肉布団に埋もれたい。 埋もれたいと言ったら埋もれたいのだ。この願い叶えてくれるぽちゃ子さんはどこかにおられませんでしょうか。 私は真剣だ。ホットでハートフルなウインターを君とエンジョイしたい。ルー大柴だってそう思っているはずだ。当然私もである。 とにかく今日は寒いのだ。 これがこの後何カ月も続くと思うとうんざりである。三億円当てたらハワイに別荘買って冬はそこに籠る事にしよう。当然君と一緒だ。 温かい女体万歳なのだ。皮下脂肪が多ければ当然温かみも増大する。ぽちゃさん>一般女性を簡単に説明できる公式だ。 愛しの君の肌で証明したい。そんなわけで彼女募集中。悪いようにはしないよ、ああ! 私からのメッセージは、こんなところだ。
|