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運転は気を付けよう
最近車を運転しいていて「危ない」と思う事が多くなったのだ。基本的に私は安全運転がモットーで、飛ばしたり赤信号に無理に突入したりはしない。
それなのに冷やっとする事態に遭遇する事が多くなってきたのは、要するに歳を取ってきたと言う事だろうか。うーんまだ三十代なのに冗談ではない。しかし集中力が免許を取った頃に比べれば落ちているのは間違いないだろう。
そういえば昔はかわいいぽちゃさんを目の前にすると発情を押さえるのが大変だったが今はそんな事もない。落ち着いた大人になってきたと言えば聞こえはいいが、要は加齢によりパワーがなくなってきているという事だろう。
 要するに何が何でも認めたくないが実際の話として脳の色んな神経が年相応に鈍ってきているのではなかろうかと感じるわけである。
そんなわけでさっき事故りそうになったわけだが、まあぶっちゃけ冷静に考えるとお互いの不注意で、十字路で車同士接触しそうになったのである。向こうのドライバーも私同様オッサンだ。
そしたら相手のオッサンが猛スピードで追い掛けてきて私の車は幅寄せをかけられ無理矢理急停止させられたわけだ。これで私の脳味噌も怒りの沸騰スパークした。
（中略）
...という事があったのだ、いやあ、大変だった。
ところでここで何故、中略なのかというと、ちょっとブログで書くにはアレな出来事、要するにちょっとした修羅場があったと言う事である。何があったのか、ですって？うん、ブログで余計な事を書いて炎上したりするのは勘弁だ。取り敢えず警察沙汰とかにならなかったので良かった良かった、なのである。
で、相手のオッサンはともかく問題は私自身集中力の欠落を自覚する事が多くなってきたという話である。
ここ数年私の集中力は街中でかわいいぽちゃさんを見た時ロックオンするぐらいにしか使われていない。
 小学校の時はテレビで見た「帰ってきたウルトラマン」の再放送を友達が見損ねて、翌日見た私が全セリフ、シーンを朗読してあげた事があった。無論完璧に劇中のセリフを聞き取れたわけではなかったが、聞き取れた部分は全部伝える事が出来たわけである。確か九九の掛け算も一日で覚えたはずだ。
覚えようと決意した時は覚える事が出来た。
今は絶対100%不可能である。
つい数日前も、8年前大好きだったの彼女のフルネームを思い出そうとして中々思い出せなかったぐらいなのだ。今まで私の人生の中で一番恋愛したと言える女性なのに、なんか思い出すまで5秒ぐらいのタイムラグが生じてしまった。人間の記憶力は腐る。判断力、集中力も欠落していく。老いるとはどういう事なのか、ちょっとわかった気がしてゾッとしてしまった。
 しかしさっきオッサンとど突き合って思ったが、「あれー、俺って結構まだまだ元気あるじゃん」なんて思っちゃったりしたわけである。
勿論もっと有意義なパワーの使い方をするべきなのだが、なんかこう、アドレナリンが一度沸騰して体中が元気になって来ちゃったりなんかして。
この限られた人生の中であんなジジイと街で出会ってしまった事は不幸だが、元気のある自分を再発見出来て何だか少し嬉しい気分。どうせもう二度と会う事もないだろうし、ポジティブ思考でスルーするが賢い大人の生き方である。
WBCの城島みたいにエネルギーをおかしなベクトルに発散するだけでは仕方がない。
元気のある自分を有効利用して、愛しのぽちゃさんとの素敵な未来を築くべく頑張りたく思う。
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