80万HITを親愛なる君とともに
めでたい話である。当ブログの訪問者数が80万を突破した。ここで唐突だが「801408」。この数字が何かというと第2回WBC有料入場者数の総合計なのである。
現在のカウント数が800350ぐらいなのでこの数字にはまもなく追いつくだろう。日本列島を興奮の坩堝に叩き込んだWBC越えを果たすとは、我ながら頑張って日々更新してきた甲斐があったというものだ。ああ、すごーい。ちょっと昔の表現で言うとゴイスー。 この感動を世界中のぽちゃさんに伝えたい。君たちがいてくれたからここまでこれたのだと。有り難う愛しの君たちよ、サンキュー。ついでに音信不通になってしまったブログ仲間のぽんさん(Mさん)、連絡チョ!
ではここで80万という数字の偉大さを検証してみよう。日本語で八十、「やそ」と読んだ場合、「たくさん」「多くの」という意味になる。八十神、八十島といった言葉はそこから来ている。「八」という漢字自体に末広がりの意味があるのでそうなるのだろう。 これが八百万(やおよろず)ともなると「数え切れぬまでに多くの」といった意味になる。なので、八百万の神々という言葉は全国の神様の数が本当は7896205人だったり8000002人だったり、はたまた37253095人だったりしても「八百万」という表現で構わないわけだ。だって数え切れないでしょう、現実問題。 そんなわけで八百万に比べるとまだまだその10分の1のカウントしかマークしていない当ブログではあるが、80万でも十分に多い。"八百万のカウントをマークしたブログ"と言い張ってもあながち嘘ではあるまいと考える次第である。 しかしながら、八百万には及ばぬとしても、八十でも「多い」という意味になるのにその1万倍の数字をHITしたわけなのだから私のブログも大したものだ。比率にすると80:800000 = 1:10000。漢字で書くと一対一万という事になる。1万倍とは如何なる差か? 墨田区は両国国技館の定員が11098人だから、10000人入ればほぼ満員である。よーく見ると四名座れる枡席に二人しかいなかったり、一階席の奥の方に空席が目に入る程度の空きは確認出来るだろうが基本的には満員御礼と口にしても差し支えないだろう。この10000人が有料入場者数だとしたら掛け値なしの超満員、満員札止めソールドアウトの領域である。 ところが両国国技館のだだっ広い館内に観客がひとりしかいなかったら? 恐ろしい話である。朝青龍もあほらしくなってその場でモンゴルに帰ってしまうだろう。そして誰も止めないだろう。空前の空席地獄で話題になった2008プロレスサミット両国大会でも300人は観客を集めたし、場所は違うがインチキブッカー・ジミー鈴木の主催した新韓国プロでも50人は集まった。1対10000、1万倍の差とは想像以上の大差なのだ。石投げとコロニー落としぐらい違う。ホクトベガのエンプレス杯ですら比較にならない。あれは高々18馬身の差に過ぎない。 ちなみに日本武道館の定員は14471人、ディファ有明の定員は1246人とされている。えっ、プロレスリング・ノアの大会だと武道館16000人とかディファ1800人とか発表されている、ですって?うん、それは大人の事情というやつだ。一言で簡単に言うと水増しというやつである。 この水増しというのは日本の興業界では当たり前に存在する概念なので簡単な気持ちでスルーするのが一番だ。 阪神甲子園球場なんか昔「外野席を大幅改修したので収容人員が55000人から50000人になりました」と発表したこともあった。外野のスタンド改装したぐらいで5000席も座席が減るわけがないだろう。福岡ドームも東京ドームも一かつては万席単位でサバを読んでいた。ちなみに横浜スタジアムは公式の収容人員数と実数がほとんど変わりない球場だが、これは建坪率ギリギリのところで横浜公園内に施行した経緯から本当に近い数字を発表せざるを得なかったものと推測される。 まあいいだろう、話を戻そう。とにかく1と10000では全然違うのだ。 例えば1光年先で超新星爆発が起こったら我々の地球はまず間違いなく蒸発するが、1万光年先の出来事なら余程の大規模爆発でもなければ人類生存の可能性は残されている。 1キロ先の竹藪で一億円が見つかったら私もヘルメットに懐中電灯で探しに行くが、10000キロ先、ユーラシア大陸の向こう側の森林にあったとしたら潔く諦めるだろう。 $1だとコーラ一瓶購入するのが関の山だが$10000なら小型自動車の一台は買える。中古車でよければクラウンクラスだって購買可能だ。 愛しのぽちゃさんに一輪の薔薇を誕生日プレゼントしたらクールな紳士を演出できるが10000本自宅及び職場に送りつけたら警察に通報されるに違いない。 更にである。 女性に「一個」と口にさせても何も問題は起こらないが、無理矢理「1マン個」と連呼させたらセクハラで訴えられてしまうだろう。そして多分裁判でも負けるだろう。 「マン」とは女性を連想させる麗しい言葉だが強要すると自らの地位をも奪う諸刃の剣といえるのだ。 勿論十分仲良くなったぽちゃさんにベッドの中でマンだのチンだの言わせるとお互い下半身も興奮してより良い性愛ライフを楽しめるわけで、マンは有効に活用して頂きたい。オーイエ。 そんなわけでただでさえ「多い」と言う意味を持つ「八十」に10000という大量の数字を掛け合わせた数値に到達した我がブログの偉大さを皆で分かち合い喜び合いたく思う。 遠慮は要らない、さあ、宴の時間だ。 VIVA 800,000! 僕たちのドラマははじまったばかりで、今、脈打ち続けている。
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