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ぽちゃさん大好き星人の野望
ぽっちゃりさん大好き星人「ROUNDABOUT(らうんどあばうと)」が、日常生活やぽちゃさん出会いサイトで奮戦する日々を綴る。
2008年03月24日以前のブログ記事画像は削除しています(一部例外有り)。画像がなくて意味がわからない箇所は笑ってスルーして下さい。
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走れ、ロックンローラー!

エレファントカシマシのボーカリスト宮本浩次とか言う人がラジオ番組で鈴木万由香(守乃ブナ)とか言う女性DJにマジギレしてネット上で大騒ぎになっているが、私はエレファントカシマシなんて知らないのである。そういうバンドがあると聞いた事はある、だがそれだけだ。

世間が盛り上がっているのに自分はよくわからない、知らないというのは中々面白くない気分だ。しかし知ったかぶって「宮本がやっちゃいやがってよー、馬鹿だなアイツ」なんて書こうとて、その宮本という人間を知らないのだからどうしようもない。とは言え知らないが故に冷静に見る事は出来る。下手に知っているとこの冷静さを保つ事が難しい。2ちゃんねるなんかで罵り合うのも自分が興味あるジャンルのケースが多い。
「西岡なんて八百長のインチキ王者、亀田以下」
「西岡舐めんなよコラ、他人の感動にケチ付けるんじゃねえ」
これは2ちゃんねるボクシング板で延々と繰り広げられる西岡利晃アンチと信者の啀(いが)み合いである。ボクシング板は強制ID表示制度も導入されていないので延々延々とこの手の罵倒合戦が自演込みで続くのだ。しかしこれも、ファンは当然アンチも、どちらもボクシングという競技に興味があるからに違いない。なければ別にここ数年の西岡の姿を見て応援するもアンチになるもないわけである。だって関心がないのだから。ちなみに私はどっちかというとアンチである。八百長とまでは言わないが。だって強敵避けて雑魚と年一、二回やってランキング維持して政治力で世界戦待ちとか、限りなくインチキ臭いんだもん。昔は普通に応援していたけど。
しかしこれはボクシングの世界に限った話ではない。他でもない我々の業界でも、ぽちゃさんの魅力なんて何もわかっていないくせに、丸い子を見て「健康的でいいねえ、でも、ちょっと痩せなきゃね」とか口にするオヤジがいるでしょう。
こういう人間は全く最低だ。
何もわかっていない。結局のところ女の子が丸い事に対する理解力も想像力もないからそんな事を口走れるのである。
かようによく知らない物事に口を挟む事によって恥を掻くケースもなくはないのだが、基本的に第三者とは冷静な存在だ。私も宮本vs.女性DJのバトルに関してはそんな感じで見ている。
ではどんなバトルがあったのか丸ごと無断引用してみよう。


個性的なキャラクターで知られるエレファントカシマシのヴォーカル・宮本浩次が、ラジオ番組の生放送中にキレる一幕があり、ネットで話題を呼んでいる。

これはTOKYO FMで4月18日にオンエアされた音楽番組「COUNTDOWN TFM」でのこと。
同番組は東京・渋谷のスペイン坂にあるTOKYO FMのスタジオから公開生放送されていたが、パーソナリティの鈴木万由香が発した言葉の表現が宮本浩次の怒りを買ってしまった。
なお、この模様は番組の公式サイトで公開されているスタジオの様子を収めた動画でも確認できる。

番組は当初、和やかなムードで進んでいた。宮本浩次も笑顔を浮かべながら質問に答え、身振り手振りを交えながら真剣にエレファントカシマシについて語っていたのだが、問題のシーンは4月29日に発売するニューアルバム「昇れる太陽」の話になった時のことだ。
鈴木万由香が「個人的な感想」とした上で「昇れる太陽」の感想を次のように表現した。

「今回のアルバムというのは、聞くたびに印象が変わっていって、なんて言うんでしょう、 オードブルもサイドディッシュもないフルコース…メイン!メイン!メイン!メイン!みたいな。
ちょっとパッと聞いた感じで、『うわっ食べにくい』というような。でも実際飲み込んでみると『こんなに美味しいものはないや』という」
すると、宮本浩次は鈴木万由香の言葉を遮るように「人の前で『食べにくい』って言ってましたね、この人ね」「失礼なやつだな、こいつは」と、笑みを浮かべながらも静かに怒りをたたえている様子。
そして鈴木万由香の問いかけにも無言となり、「まあ、悪気がねぇのは分かってるけどよ」と大人の対応を見せようとしたが、鈴木万由香が次に発した「ケンカ売られてます? いま」との一言が、さらに宮本浩次の逆鱗に触れてしまった。
「ケンカじゃねぇだろ。おめえが売ってるんだ、このバカ」「気をつけろ、ほんとアホ」。




あー下らね。正直そんな感想である。とは言えこの宮本氏の気持ちもわからないでもない。私も短気な人間であり、職場でふざけた態度を取る女性社員(男性にもだが)と言い争ったり冷戦状態になったりする事が時折あるからだ。大人気ないと言えば全くその通りだが、人間そんなものである。ましてや宮本はロックンローラーだ。ギザギザにトンガっているものなんである。
だがその宮本君が「トークやお笑い番組等ではとんねるずの石橋、SMAPの中居、爆笑問題の太田、さんま、タモリ、ダウンタウンといった大物に対し率先していじられキャラを演じている」なんて書かれている書き込みを見ると「うーん」となってしまう。
相手によってキレたりキレなかったり態度を変えるのか...それはロックンローラーじゃないなあ。でもそのテレビ番組を見たわけでもないしなあ。実際どういう人物かわからないので何とも語り辛い。
そんなわけでYouTubeで宮本という人がどんなキャラなのか見てみたが、泉谷しげるand本上まなみというそこそこ(ていうか大分)名の知れた相手とのトークだと腰も低くて大らかに振る舞っている姿が確認された。それが少々小物の同世代(同い年のようだ)女性DJが相手だと生意気な態度になってしまうのだろうか?しかし鈴木万由香側も確かに空気の読めていない困った女っぷりである。
Wikipediaで見てみると、
"「いいえ(私は喧嘩は)売ってません」「また宮本さんにやられてしまいました」「宮本さんにはいつも冷や汗をかかされる」などと繰り返し、険悪なムードのまま放送を終了させた。"
とある。
うーん。思うに実は二人は昔からの知り合いで、徹底的にウマが合わないのではなかろうか。周りに知られていなかったと言うだけで実は犬猿の仲だったという推測である。
単に性格が合わないぐらいなら付き合わなければ良いだけで生活上どうという事はないが、事情を知らない他者がそんな二人のトーク番組を設定してしまったとしたら同情の余地もある。
私だってぽちゃさんの魅力が全然わかっていない駄目オヤジとぽちゃさんが二人っきりになるシチュエーションがあったら許さない。ふざけるななのだ。私と二人っきりになるようセッティングし直せ、なのだ。
という事で、皆様はこのニュースを見てどう思われただろうか。
「どうでもええわ」と思われる方も多かろう。私も実はそんな気分である。現実問題知らない人同士だし。勝手に喧嘩してろと言う気がしないでもない。
こういう時は自分の心に素直に対応してみよう。二人の画像を用意してみる。

左が鈴木万由香(守乃ブナ)、右が宮本ナントカである。あーこりゃ左を応援するしかありませんな。ぽっちゃりしていないけど女性だし。男とは、よくわからない事態では女性を応援してしまう動物なのだ。男と女が争っていたら女性側に付いてしまうものなのだ。本当はどちらに非があるか、にはあまり関心がない。だってあなた、どうでもいいじゃないですか、こんなもん。勿論女性の側が福島瑞穂のような明らかなバカである場合はまた話は別だが。
でも宮本ナントカ君の気持ちもわからないでもないのである。女性って男程単純じゃない分本当に捻れた性格の持ち主とかいるしなあ。私も口も利きたくない女性とかいるわけである、はっきり言って。
でもしかし、ここでグッと堪えるのが男の姿なのだ。
何となくだけど、そう思うのだ。逆に、罵倒するならするで、中途半端に放送を続けるような態度は見せず徹底的にマイクを通して言い争って欲しい。そこまで行けばエンターテイメントとして成立すると思うのである。「石橋相手にはヘラヘラしてた」とか書かれる程度に相手に合わせるのではなく、いつでも、相手が誰でも自分のペースで堂々と生きる。それがロックンローラーたる者ではないのかな?チミ、と、偉そうに説教垂れたくなるわけである。
でも実際問題私が芸能人だったらやっぱり頭に来たら怒りつつも番組を壊さないようにするだろうし、ムカついたからってタモリとかさんまみたいな超大物には逆らおうとかしないだろうなあ。ロックンローラーと言ったって生きて行くには色々と苦労があるものなのである。ルールがあるから自由は美しい。自由に気ままに生きていけるというわけではない。
オートマのアクセルとブレーキを踏み間違えてしまう主婦に「誰に従う事もない。君はそれでいいんだよ」と言ってあげるわけにはいかない。
しかし明文化されているわけではないが、男はどんなに正論であっても女性と喧嘩をしたと言うだけで低く見られがちなものなのだ。
「諦めろ。さもなくば受け入れて耐えろ」
運の悪いロックンローラー、だがしかしロックンローラーであるが故、自らの力で立ち直るしかないのだ。まあ頑張れやと声援を送ろうと思う。頑張れよ、宮チン!プリプリ!
でも人様のどうでもいいアルバムを褒める仕事とか、面倒臭いよな。はっきり言って。
そんなわけで適当に発言した鈴木さんの気持ちもわかる気分なわけであった。だってアルバム出したばっかりのアーティストのインタビューって、大抵馬鹿みたいな自己満足発言ばっかりなんですもの...

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