パラダイス大島
江ノ島から伊豆大島への客船運航が35年振りに再開されるという。驚いた事に、新型のジェット船舶を使えば1時間で到着してしまうのだという。我が家から江ノ島まではせいぜい30分ぐらいしか掛からないから、乗船の手間を考えても我が家を出て2時間もすれば大島港に着いている計算になる。こいつはびっくりだ。
大島にもぽちゃさんはいるはずだ。間違いない。絶対いるはずだ。しかし今まで私は大島在住のぽちゃさんと人生で巡り会うという可能性をこれまで1ミリたりとも想像した事がなかった。 まあ羽田空港から空路僅か30分で大島空港まで着いてしまえるわけで、我が家から首都高ダッシュでかっ飛ばすと羽田まで約45分。乗り込みの手間を考えると飛行機の場合は30分は最低でも見なければならないが、結局空路でも2時間ぐらいと言う事で時間的にはそんなに変わらない気もする。が、何せうちから江ノ島まではスクーターで30分である。気軽さが違う。
2009年4月1日現在人口8346人の大島町民の諸君。私たちは、思っていたより隣人だった。しかし問題は何人のぽちゃさんが彼の地には存在するのか、という事である。ぽっちゃり女性がいなければ思ったより近かろうが遠かろうが意味がない。そんなわけで去年のデータから私の愛人に相応しい年齢の女性人口を書き出してみよう。 15-29歳(女性):446人 30-40歳(女性):447人 41-50歳(女性):452人 合計1345人という統計が出た。ちなみに同年代の野郎は総計1563人もいるらしい。お前ら邪魔だ。というか男の方が圧倒的に多い。私はあまり大島には住みたくない気がする。
それでも気を取り直して女性1345人という現実に目を向けてみよう。 このうちの何人がぽっちゃり女性なのだろうか。日本の女性15歳以上のぽっちゃり率は4.4%であるという。なに、ぽっちゃり率とは何か、とな?まあ通常はローマ字で書くとHIMAN-RITSUと呼ばれる指数の事である。もう少しはっきり書くと「肥満率」。どうです、身も蓋もない言い方でしょう?そんなわけで穏やかに「ぽっちゃり率」というソフトな言い方で誤魔化している次第である。BMI (Body Mass Index) が「ちょっぴり通常より多いカナ?」と思われる人々の率だ。勿論我々ぽっちゃり愛好家にとっては素晴らしいデータである。 で、何はともあれ計算してみると1345*0.044=59.18人。60人程適正年齢のぽっちゃり女性が大島には存在するという計算になる。 参考図:定員60人の貸し会議室
(九州八重洲株式会社第6貸し会議室参考。丸で囲った部分) 60人...うーむ微妙な数字だ。多いのか少ないのかというと決して多いとは言えないだろう。でも一度に60人と付き合えと言われてもそれは無理な話だし、60人の内一人でも私と愛欲関係になってくれればそれはそれでいいだろう。愛は数ではない、質だ。 60のぽっちゃり大島町民の中の一人でも、いや二人でも三人でも、真の愛に目覚める子がいれば良いのではなかろうか。 たった一時間船に揺られているだけで私と出会えるのだ。遠慮せずに大島の君は私に身を預けきって欲しい。何だかそう思える今晩の私なのだった。 大島にもぽちゃさんはいる。必ずいる。 相模湾越しの愛、私と育んでみたい子はおらぬかね。 期待して連絡待っている次第なんである。
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