新型インフルエンザ撃退計画
豚改め新型インフルエンザがいよいよ日本上陸したのである。心配だ。私の愛するぽちゃさんが感染して苦しむような事があれば私も悲しい。
元大洋ホエールズの石橋貢選手が甲子園球場で一試合三本塁打を放ったにも関わらずゲームに敗退した事があったがそれぐらいの悲しさである。なに?例えが古過ぎる上に取り上げた選手がマイナー過ぎて意味がわからない、とな?
よろしい、では説明しよう。 石橋貢。 昭和57年夏休み最後の日の8月31日、負傷していた大田代富雄内野手の代わりに守りに就いた際サードフライの捕球に失敗。フェア、ファウルを巡って阪神タイガースの柴田&島野コーチが三塁塁審の岡田審判(暴力事件に巻き込まれる天才)に殴り掛かり全治二週間の怪我を負わせあわやプロ野球初の没収試合になりかけた大事件のきっかけを作った人物である。 ついでに石橋の事件とは関係ないが、その丁度一年前の8月31日にも横浜スタジアムに試合を見に行ったが、中日の郭泰源投手に完璧に抑えられて負けた記憶がある。うん。 「なんだよそれ、だからどうしたんだよ、意味わかんねーよ」とか言うな。幼き日の私もあの日横浜スタジアム一塁側内野自由席で生観戦していたのである。思い出深いゲームなのだ。文句あるか。 「そもそも昭和57年って1982年じゃないですか。27年前じゃないですか。その一年前の出来事は28年前じゃないですか。そんな昔の記憶が普通にあるなんてROUNDABOUTさんも大概年寄りですねえ」 ウルセーバカ。余計なお世話でござる。シャラップ、ゴーホームなのだ。 皆様は「とにかくインフルエンザでぽちゃさんが苦しむ事があれば私は悲しい」という本題をきちんと理解して頂ければ良い。か弱き乙女の苦しみを憂い、放って置けない好青年なのだ。ナイスガイなのだ。いや、ジェントルマンなのだ。 そんなわけで君をインフルエンザから守ってあげたい気持ちでいっぱいなのである。すぐ周りで観戦者が続出しても、私と二人っきりでホテルの一室に篭もっていれば大丈夫。その間は愛を語り合うなり性行為に耽るなり色々と時間の潰し方はあるだろう。とにかくインフルエンザなどに負けない恋のオブザーバーもといガーディアンとしてぽちゃさんを守り抜きたい気分で一杯だ。 ララララララララLOVEなのである。私の愛が多くのぽちゃさんを救う。素晴らしい。それでこそ男として存在する意義があろうというものだ。 しかしながらぶっちゃけもうとっくに日本中に感染が広がっている気もするし、今更ジタバタ慌てても仕方がないわけで、弱毒性という事だし......あんまり気にしない方がいいのではないかという感じがするのもまた事実。 「舐めていてはいけません、変異を起こす事によって致死性の別種になるかもしれないのですよ!」 いやまあそれは知っていますが、そんな事を言い出したら、別に今回の新型に限らず普段の都市のインフルエンザだって同じじゃないですか。そんな風に考えてしまう次第だったりするわけなのだ。人間はいざ自分が問題に直面しない限り事態を軽く捉えるものである。 不謹慎な例だが、1991年、タイ上空で発生したラウダ航空004便空中爆発事故においては、事故発生9分前に飛行中のエンジン逆噴射装置作動可能性を示す警告が点灯したにも関わらず、機長も副機長も深く考えず特に何の手立てもしないまま飛行を続けそのまま逆噴射までの時間何もしないで過ごしていた(もっとも危険性に気付いたところで何も出来る事はなかったと言われているが)。人とはそんなものである。運命という名の川で水面に漂いつつなすがままに波に乗り彷徨うしかない弱い存在だ。 私も個人的にぽちゃさんと腹と腹をくっつけ合いユサユサ繋がったまま性愛のダンスを踊りたく思う。 しかしである。私と出会う前にインフルエンザ感染してしまったらどうするか? ガッツだ。 頑張って欲しい。私は世界中のぽちゃさんを応援している。治ったら抱き合いましょう。 一緒にダウンしてしまったりしたら元も子もないのだ。なので、治ったら一緒に前回のダンスを全裸でフィーバー致しましょう。 体調管理には気を付けよう。恋物語を奏でるにも健康は大切である。うがいはしっかり、手洗いもちゃんと行いましょう。それでも罹ってしまったら諦め受け入れてじっくり直しましょう。 ここでアドバイス。インフルエンザを疑った場合はお医者に行く前に役所に相談する事!もし本当に感染していた場合病院に直行したらみんなに移ってしまうではないか。まずは役場に相談なのだ。間違えてはいけないので注意しよう。じゃ、もう眠いから、また! お休みなさーい。
*-トップ絵のイラストも、もう眠いから新しく書くのが面倒臭いという理由で再録イラストである。ハイ。
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