夏よ、来なくていいんだよ。
段々気温が高くなって暑くなってきた。「春よ、もうそろそろ気温上昇を止めても良いのだよ?」とご注進申し上げたい。私は春は大好きだが、夏は正直苦手な男なのだ。
それでも私は常日頃書いているようにポジティブに生きたい人間なので、暑苦しい汗ばむ夏を憂うのではなく、どうせやって来るのなら夏を大いにエンジョイしたいと考えるわけなのである。暑いのが苦手とか言っていられないのだ(注:冬の寒さも苦手である)。 薄着のぽちゃさんがタプタプに揺れる乳を弾ませながら乳首の透けたブラを装着し街を徘徊する素晴らしい季節なのだ。そんな風に思えば夏はパラダイスなのだ。日本語で言うと楽園である。
考えてみれば、むせ返るような真夏日に、クーラーがガンガンに効いたホテルの一室でぽちゃさんを枕にお昼寝する安らぎこそが人生の喜びである。そう考えれば夏とは何と素晴らしい季節だろうか。クーラーで冷たくなったぽちゃさんの肌を抱き、ぺったりくっつく事によって暖かみを求め合う至福。 夏よ、お前は美しい。世界中のぽっちゃり愛好家が、そんな幸福を望んでいるはずなのである。 だがしかし女の子と一緒にいる時はいいがやはり夏は汗臭く蒸して息苦しい。パンツ一丁で寝ても風邪をひかないぐらい温かくはなったが夜風が冷たくぐっすり寝られる、そんな梅雨の前の春がやはり一番素敵だと私は訴えたい。いやまあ、訴えたところでどうなるわけでもないけど。 さて、「ポジティブな私」を演出する為に色々と夏を褒めてみたが、やはり本当の事を書くと夏は暑くて苦手である。昔皇居のお堀にヘドロが湧いて魚がみんな死に、プカプカ浮いて腐臭を放っていた灼熱の8月を思い出す。 そんな夏の苦しみから私を救ってくれる存在があるとしたら、それは豊熟に実った肉を前進に纏う女体に他ならない。 肉娘こそが正義なのだ。間違いない。確信している。 夏に挫けそうな君がいたら、私の愛で包んであげたい。 クーラーの下で愛を語り合おうではないか。君の心をGETしたい。 どんな灼熱地獄でも、二人の愛は引き裂かれることなく結ばれるものなのだ。国会で青島幸男が決めたのだ。 夏が来る。愛の準備は、万端だ。
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