南アフリカ開催とか無理だよ
サッカードイツワールドカップがこないだの出来事と思っていたらもう来年は南アフリカワールドカップなのである。月日の流れは速いものだ。
しかしそれはそうと、前にも書いたがあんな危険な国でワールドカップとか、FIFAも何を考えているのだろうか。確かにソマリアやイラク、アフガニスタンで開催するよりは安全かも知れない。だがそれはあくまでも比べる相手が悪過ぎるだけの話である。南アフリカ共和国は、危険極まりない社会情勢にある。間違いのない事実だ。
と言ってもクリケットやラグビーのワールドカップも開催した実績もあり、実際のところは無理をすればサッカーワールドカップを行えるだけの能力もギリギリ有しているのかも知れない。 ぽちゃさんで言えば身長165センチ、体重66キロといところだろうか。まさにギリギリ「ぽっちゃり」だと言い張れるレベルと言える。勿論私個人としては「それだけ身長があるのなら73...いや、せめて70キロは欲しい。その程度の体重でぽちゃさんを名乗るなんて軽過ぎる」と言いたいところだが、まあ何とかぽっちゃりだと言い張ればぽっちゃりだと言えるだけの体格と言えよう。 横浜ベイスターズだってとてもプロチームだとは思えないが一応プロである。嘘みたいだがこれは本当の話だ。あんな情けない弱小球団だってプロの端くれなのである。 南アフリカも何とか、どうにかして、サッカーワールドカップを開催出来るかも知れない。確率的にはゼロではない。だがそれは横浜ベイスターズが今後連勝街道を突っ走りセントラル・リーグ制覇出来る可能性と同じようなものである。 ダイエットで考えてみてもいいだろう。ひと月で1kg痩せる事はそんなに難しくない。1年で12kgである。2年頑張れば24kgだ。だが、では、ここで改めて愛しのぽちゃさんたちに聞いてみよう。「あなたは2年で24kgダイエットする事が出来ますか?」と。 答えは考えるまでもない。 計算上は可能であっても、難しいものは難しいという事だ。 南アフリカが自国でワールドカップを開催して成功させようなんて、早まった話なのだ。 アルゼンチンがかつてそうしたように、軍や警察の力を盾にどうにか「成功」させるのかも知れないが、それは成功とは言えない。それにヨハネスブルクをはじめとする治安状況の悪さは、彼の国の警察や群で抑えられるレベルでもない。数が多過ぎるからだ。 差別で言っているのではない。現状中部-南部のアフリカで国際大会など行ってはならない。 でも今更そんな事を言っても仕方ないわけで、来年南アフリカでワールドカップは挙行されるのである。かつてコロンビアが開催は不可能と判断しメキシコに開催地を譲った。今回は決行するという話なのだ。日本の建築と同じで、色々な利権が絡んでいるのである。罪深き人間の業よ、何故人はサッカー選手と観光客を危険の渦に葬るのか。 もう遅いが敢えて書こう。南アフリカで開催しようなんて言い出した奴は頭がおかしい。 やって良い事と悪い事があると思うのだ、はっきり言って。
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