裁きの時が来た
いよいよスタートした"裁判員制度"。恐ろしいシステムだ。だって例えば池田大作が犯罪を犯したとして,集まった裁判員がたまたま全員創価学会員だったらどうなるだろう。或いは逆に裁判員が全員たまたま日蓮正宗の信徒だったら?
考えるまでもない。裁判員制度なんてヤバ過ぎる。O・J・シンプソン事件でもあったではないか、黒人裁判員が全員無罪を主張し、白人裁判員が全員有罪を主張したという出来事が。例えば私の前の会社の上司が万引きでコクヨ学習ノートを1冊近所の本屋さんから盗んだ、とする。たまたまその裁判に私が裁判員として参加する事となったらどのような判決を下すだろう。
さすがに死刑はかわいそうだ。なので無期懲役である。コクヨノート1冊ぽっちでもあの野郎を裁くチャンスなのだ。私が逃すわけがない。法的に堂々と潰す事が出来るのだから。 逆にJカップあるバストとお腹周りのサイズがあまり変わらないぬいぐるみのような愛くるしいぽちゃさんが発作的にたまたま前を歩いていた私の前の会社の上司の脳天めがけてハンマーを叩き落としたとする。君が裁判員だったらどう判決を下すか?私なら当然無罪を宣告する。 無罪である理由は二つ。 *加害者がぽちゃさんである事(情状酌量の余地有り) *被害者が私の前の会社の糞上司である事(情状酌量の余地無し) 理不尽でも何でもない。私なりの正義を元に判断すればそうなる。 I believe justice of my own. 裁判員制度とは、詰まるところそういう事ではないか。えっ、違うの?だったら裁判員制度なんて何の意味があるというのだ。おかしいではないか。横浜ベイスターズの投手陣よりおかしい。組合支部長のくせに遠隔操作で捕まるどこかのパチンコ屋オーナーぐらいおかしい。有りもしない事件を捏造し日中関係を日本不利に持っていこうと画策する朝日新聞ぐらいおかしい。7勝7敗だと必ず千秋楽で勝ち越す関取ぐらいおかしい。千代大海よ、恥ずかしくはないのかい? 究極的には裁判官の気分で判決が決まってしまうわけである。冗談ではない。 それに裁判員になったら守秘義務が発生する。 裁判の過程において知り得た情報を漏らしてはいけないというが私は生憎口が軽い。どんな事でもベラベラ喋ってしまうだろう。そういう性格なのだから仕方がない。納豆を食うと息が臭くなるぐらい仕方がない。 まあそれでも私が裁判員になって他人を裁く分にはまだいい。私は困らないからだ。それに他人を断罪し罰を与えるというのも案外と面白いかも知れない。暇潰しにはいいだろう。 だが万が一私が何らかの事件或いは冤罪事件に巻き込まれ裁かれる側になってしまった場合、明らかに近所のおばちゃん面したバアさんや、30近くになってもヤンキーみたいな髪型している村田修一みたいなおっさんが裁判員に選ばれていたらとても嫌ではないか。 裁判員席に機嫌の悪そうな大橋巨泉が座っていたらどうする?福島瑞穂みたいな頭の悪いババアが出て来たらどうなる。目の前でたまたま選任された村上ショージが真剣な顔をして腕組みしていたらどう思う。 そんな連中に裁かれたくなんかないという話である。 何を考えてこんな制度が発足したのか不明だが、実に納得がいかない。 わけのわからないド素人に判決権を与えるんて、日本も恐ろしい国になったものだ。暗闇からゴステロ大尉がノコギリ持って現れるぐらい恐ろしい。 本当に裁判員制度なんて実行していいのか?と思うわけである。 絶対ヤバい事が起きると思う。この勘は多分それ程遠くない未来に当たるだろう。 私は恐ろしい。絶対犯罪には巻き込まれないよう願うばかりである。
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