検索サイト提携せよ
Yahooとマイクロソフト(MS)両社によるweb検索に関する提携が発表された。打倒、Googleなんである。
コンピュータ業界の圧倒的勝者かと思われて来た両者だが、この所の数年間、Googleに差を付けられてしまっていた。ホクトベガのエンプレス杯とまでは言わないがキャニオンロマンの羽田盃ぐらいまでは大差が付いた状態と言える。少なくとも「勢い」という点からすればそんなところだ。ここは一つスクラムを組んでGoogleに負けない技術(検索システム・Bing)を武器に立ち向かおうと、必死の状態なのである。
これは大好きな男の子にずっと片思いしていたらどうも振り向いてくれずに、最終手段として乳を振り乱し色仕掛けで関心を奪おうと夢中になっているぽっちゃり女高生に似ている。要するになりふり構わぬ状況なのだ。 例えば私自身が高校生だった頃を考えればわかるが、目の前に乳をゆさゆさ揺らすホルスタイン系少女が微妙に股座を湿らせて接近してきたらどうなるかというと、どうなるもこうなるも数秒と持たず陥落してしまうに違いない。Yahoo・マイクロソフト連合の狙いはそれだ。 色仕掛けでも何でもいい。 芸人と同じである。何でもいいから売れた奴が勝ちなのだ。 Googleも好き勝手して現時点における勝者となった企業であり、対抗するには手段を選んでいる暇はない。以前Yahooはマイクロソフトによる執拗かつ望まぬ買収工作を受けた。だが決して仲が良かったとは言えない企業同士でも、強者と対抗して生き残るためには手を結ぶ時もある。これも策である。 敵の敵は味方とも言う。エウーゴとティターンズがアクシズのネオジオンを味方に付け戦局を優位に進めようとしていたが似たような感じなのだ。 方法はどうでもいいから目的を達成する。 これも人生の一つの姿である。 好きな男を振り向かせるために肉体を捧げる。簡単に体を他者に預けて良いというものでもないが、恋の勝者となるために全てを捧げるぽちゃギャルもいるだろう。私は敢えて「それもいいだろう」と言いたい。人生は一度だけなので、時には刹那的に生きる事だってあるはずだ。皆様も遠慮無く私に色仕掛けを仕掛けてきて貰いたいものだ。 とまあ、そんなわけでYahooもマイクロソフトも生き残りに必死なのだ。 旧セガと旧バンダイのように提携しようとしたら大失敗してしまう例もある。また提携ではないがオリックスと近鉄を無理矢理吸収合併させた新生オリックスバファローズも長いこと低迷した。提携すれば良い、というわけでもない、が、それでも手と手を取り合い協力することによって上へ上へと突き進む未来だってあるはずだ。 例えば男と女の心が連携すると体も合体出来て気持ちいい。 大川興業の江頭2:50と寺田体育の日の関係で説明しよう。ピン芸人としても伝説の域に達している江頭だが、旧「江頭2:50と副総裁」或いは「おやじ同志」でお馴染みの相棒・寺田体育の日と絡む事によりボケとツッコミの効用でより多くの尺時間を稼ぐことが容易となり長丁場の営業(例:パチンコ店新店お祝い)等でも安定したトーク芸を披露する事が可能となる。勿論江頭2:50は優秀な芸人であるからしていつものノリで20分30分40分の長丁場を突っ走ることも可能だがあんまり一人で頑張ると江頭の場合命が危ない。やはり勢いを殺さずそれでいてトークで時間を稼げる寺田体育の日との提携は「アリ」なのだ。こないだも書いたような気がするが、1+1が2にも3にもなる龍原砲の法則である。 考えてみれば我々ぽっちゃり業界も爆乳業界と関係が深い。提携しているようなものだ。それは本来爆乳雑誌であるはずの「BACHELOR (バチェラー) 」における日本人特集がどう見てもぽっちゃりプランパー特集みたいになってしまう所を見てもご理解頂けるだろう。 KカップLカップ当たり前の本家アメリカBACHELOR基準乳に日本人女性が対抗するにはぽっちゃり体型女性の手を借りねば不可能だからだ。しかしそれ故に日本版のBACHELORは爆乳ファンもぽっちゃり愛好家も満足出来る読み物に仕上がっている。上手くいった提携の典型と言えるだろう。 光陰矢の如し。 物凄い勢いで流れ行くネットビズモデル。 Yahooもマイクロソフトも、Googleの基幹である「検索システム」で勝負を仕掛け、この戦いを優位に進めようとしている。 カリフォルニアにあるトヨタとGMの合弁工場であったNUMMI(ヌーミー)のように破綻するのか。 それとも毛利元就の三本の矢の如く(YahooとMSの二本しかないけど)、結束して新たな主役に躍り出られるのか。 注目である。 傲慢な素顔を露わにし始めたGoogleの肥大化は、誰かが防ぐべき課題でもあろう。
<内容と全然無関係だけど画像テスト>
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