13兆円お金持ちトヨタさんが困っているそうだ
「トヨタハリコールヤ修理ヲスグ行ッテクレル優良企業デース。無闇ニ叩カズニ公平ナ待遇ヲ受ケサセネバナリマセン。米連邦政府ハ冷静ナ処置ヲ以テ対応ニ当タラネバナリマッセーン」
リコール問題で苦境に立つトヨタに思わぬ味方が出現した。ケンタッキー、インディアナ、ミシシッピ、アラバマ各州知事が連名で異例の声明を発したのだ。これらの州にはトヨタの工場がある(ミシシッピは建設予定)。先日アメリカのレイ・ラフード運輸長官が「トヨタ車に乗るな」と発言するなど、ヒステリックなアメリカ国内の対応に強く不快感を示したのだ。
ちなみにラフード運輸長官はトヨタ以上の経営危機に陥っているGM(ジェネラル・モーターズ)の筆頭株主であるそうな。気持ちはわかるが政府の要職に就いているのだからもう少し考えてから発言しろ、バカと罵ってあげたい。 いや本当、バカに権力与えんなよオバマ。 ぽっちゃり出会い系サイトを運営しながらも自分の気に入ったぽちゃさんが別の利用者と仲良くなりそうな雰囲気を察し彼らの仲を引き裂くための妨害活動に走る管理人がいたら皆様どう思われるか。少しは自分の立場を考えろと責められるだろう。考え、熟考してから行動と言葉は発さねばなるまい。出る杭は叩かれると言うが、叩かれる杭には叩かれるだけの理由があるのだ。 そんなわけでアホのラフードはものの見事に叩かれ(アホだから仕方がない)、四つの州知事がスクラムを組み、州内の雇用を守るためにトヨタ擁護の姿勢を打ち出した。 何せトヨタのアメリカ国内における雇用人数は17万2000人だという。鎌倉市の人口(171,158人)より多いのだから恐れ入る。彼らがまとめて路頭に迷ったらどうなるか?かわいいぽちゃさん一人二人なら私の家で保護すれば済む話だが(注:女性に限る)、17万の労働者諸君ともなればそうも行かない。むさ苦しいアメ公のおっさんたちを路頭に迷わせて治安ついでに財政悪化とか冗談ではない。州知事たちはデトロイトの二の舞を避けねばならないと、共同戦線を組んだわけである。 しかしその中にカリフォルニア州知事:アーノルド・シュワルツネッガーの姿はなかった。トヨタがカリフォルニア州ファーモントにあるGMとの合弁工場撤退を決定しているからである。アメリカのビッグ3がコケてJAL状態になっているのは承知の事実だが、GMの分もある大きな工場を単独では維持出来ないとしてトヨタは州民の懇願を蹴って3月末での閉鎖・移転を決めている。その代わりミシシッピ州に身の丈に合った代わりの工場を作るというのだ。ではファーモントで働いていた人々はどうなるかというと当然全員解雇である。酷い話だなあ。完全撤退するとか言うのならまだしも。規模縮小してでもファーモントで今まで働いていた人たち優先で雇ってやれよ。シュワちゃんも醒めた目で静観したくもなろうというものだ。 トヨタは今まで右肩上がりに成長し続けてきたからはっきりと見えていなかったが、本質はヒトもモノも「カイゼン」「カンバン」で使い捨てにする最低企業である。ネジもホイールも期間工も同じなのだ。13兆円も留保金があるくせにちょっと経営が怪しくなると冬の日の肛門のようにキュッと締まって閉じてしまう。そんなわけで私はどちらかというとトヨタが嫌いである。自分だけが幸せになればいい会社なんて守ってあげる必要なんてないのだ。もっともそんな事を言ったらこの地球上にある企業という企業は殆ど全部同じであり、トヨタだけの話ではないのだが...まあトヨタは大金持ちの中の大金持ちである。思う存分苦しむ姿を見てみたい気もする。 これが例えば任天堂だとしたら子供の頃から現在に至るまでファミコン、スーファミ、ニンテンドーDSと大変面白いゲームの数々を私の人生に提供して下さっているので「頑張れ任天堂!」と言える。プロレス団体などでもやはり子供の頃からよく見ていた全日本や新日本が潰れそうになったら寂しい。実際2000年の分裂騒動後、私は川田(元子)全日本を見に日本武道館まで何度もお布施しに行ったものだ。レコード会社などでも、子供の頃から素晴らしいアニソンを聴かせ続けてくれたキングレコードに何かあったら「俺に何か出来る事はあるだろうか」と考えるだろう。逆に言うとお世話になった記憶のないプロレスリング・ノアやエイベックスなどは何かあっても別に全然構わないわけだが。 女の子も知り合いの痩せた子と知り合いでないぽちゃさんが同時に困っていたら、自分の趣味はともかくやはり知り合いの痩せた子から助けるだろう。痩せた男の子とぽっちゃりした女の子なら当然前者はシカトだが。 まあトヨタに全く世話になった事がないという事もない。営業マン時代トヨタ・カローラバンにはとてもお世話になった。あれは本当にいい車だった(その前の中古のスターレットは最低のボロ車だったが)。無駄が全く無く、しかし足回りもしっかりしていて、やはり日本を代表するメーカーの車だと唸ったものだ(一台横浜ベイスターズ時代の多村と同じように横横道路で廃車にしちゃったけど)。でも担当したディーラーのオッサンが気に入らないオヤジだったからプラマイゼロ、むしろマイナス、残念!と言ったところである。受け渡しの時間に30分遅れたら嫌味を言われたのだがおめーお客さんが足を運んで来てくれてるのに何偉そうにしてるんだよ。うちの社長の知り合いだからってお客様に向かって「あなたが遅れたお陰で家に帰る時間を過ぎてしまいました」とか私だったら絶対言えない。青葉台のトヨタカローラ神奈川にいたあの無能の中年は今どうしているのだろうか。 冷静に考えると15年ぐらい昔の記憶をほじくり返して今更ネット上で攻撃している私も大概困った男だが、人間とは執念深い生き物なのだと諦めてお付き合い頂きたく思う次第である。 人間を舐めている人や企業は人間に裏切られるのだ。舐めるのはぽちゃさんの乳とデルタゾーンだけで十分だ。 トヨタには大いに反省して頂きたい。そして私のブログに多額の寄付金を送って欲しい。具体的には1000万円ぐらいでいい。 そうすれば私は朝から晩まで365日、トヨタの素晴らしさを訴えるブログ記事連発する事も吝(やぶさ)かではないと考える次第である。 長々と書き連ねてきたが、要はそういう事だ。大変お金が欲しい今日この頃である。ハーイ、チャーン! (この項完)
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