痴漢が近くにやって来た!
西武線で女子中学生のスカート内を隠しカメラで動画撮影していた三十男(報道によると自称会社員。自称って何だよ)が目撃者の男子中学生に取り押さえられそのまま埼玉県警の署員に連行されたと言う。
中学生に盗撮行為で現行犯逮捕されるなんて絶対嫌だ。もはや人間として最悪である。痴漢系の犯罪はリスクが大き過ぎると感じる次第なのだ。 よく性犯罪者の再犯率が話題になるが、実の所どんな種類の犯罪でも再犯率は大差ないと言う。確かにうちの会社でたまに確保する万引き犯は大抵が再犯者だし、詐欺師は何度捕まっても同じ事を繰り返す。交通違反にしても捕まる奴はだいたい決まっている。しかし性犯罪者はその罪の法的な軽さと比べてとても冷た過ぎる世間の目を受ける事となる。
不平等だがこれが現実だ。 ヤクザの兄貴がシノギで逮捕されても子分は兄貴分に対する尊厳を失う事はないが、西武線のホームで隠しカメラがバレて中学生に捕まったとなればどうだろう。恐らく兄貴に付いていく衆は絶滅するだろう。同じ性犯罪でも、強姦で逮捕されるより事態としては最悪かも知れない。しかしやはりどうにも格好悪い人間として下の者に認識される事は確実だ。 しかし痴漢プレーに憧れる男がいる事もまた事実。私もそうだ。何年か前に全く同じ内容のブログ記事をここで書いた気もするが気にせず話を続けよう。私もそうだ。 すぐ近くに爆発的な肉塊溢れるぽちゃさんが突っ立っていたらどう思うか?男なら、尻といい腹といい腰といい太股といい胸といいまさぐり倒したくなる欲求に駆られる事は致し方ない。それとも貴公はホモなのか?ガチホモならば仕方がないが、大抵の男は触りたくなるはずだ。 どうして女の子のパンパンに膨れた脂肪を包んだ肉皮を見ると、私たちは触れてみたくなるのだろう。 それはきっと人間は一人では生きていけない寂しく濡れた孤独な生命体であるからに違いない。通りすがりの太い女の子に擦れ違い様タッチしてもいいという法律があれば、私は喜んで実行するだろう。悪法も法である。存分に守りたい。 とは言うものの、現実問題痴漢を目の前にすると「下らねえ奴だ」としか判断しようがないというのもまた事実。実は私の職場でも、地下にあるスーパーマーケットに初老の痴漢(常連)が現れる。従業員を狙っているのだ。 「その場で周りの男性社員と組んで取り押さえろ」と指導しているのだが「お客様だから出来ない」と言う。では諦めてやられ損を決め込むしかない。しかしそれは嫌だ、何とかして欲しいと言う。自力で解決する意志がないのなら諦めて大人しく尻でも胸でも揉まれていろとしか答えようがないのが現実である。しかしそう言いながらも私はトラブルが好きな、もとい、正義感溢れる勇気ある紳士であるからして、痴漢を発見してその場で取り押さえてみたい男である。 私の昔の同僚は盗撮犯を発見して取り押さえた経験があると言う。羨ましい。私も一度でいいからそう言う情けない男をとっ捕まえて冷たい視線を送りながら「事務所来いよ」と言ってみたい気分である。それにその相談をしてきた子はぶっちゃけ私好みのかわいいぽちゃさんでもある。そうなるといいところを見せたいと思うのが私の弱いところだ。英語で言うとウイークポイントだ。 そんなわけで仕事中用もないのにスーパー内に足を踏み入れて件の痴漢を探す私。 「あんたも暇ねえ」と言われてしまいそうだが、何と先日そうしていたら本当にその初老の痴漢と遭遇してしまった。女性従業員が目で合図しているのである。 「え、え、どいつです?」 「あれあれ、あの薄ら汚いベレー帽のじじい」 「おお、あいつか」 「だいたいお気に入りの女性従業員を狙うんですよ」 そう言うわけで本気で尾行してしまった。 しかしながら、この痴漢は男の目が近くにあると全く手を出さない卑怯者である事が判明。全然手を出さずにそのままレジまで行って帰っちゃいやがんの。ちぇっ、つまんない。今度は棚に隠れて現認したいと心に決めた次第である。 何故ここまで痴漢を捕まえてみたいのかと考えると、私という人間の弱さが浮かび上がる。痴漢ははっきり言って人間のクズだから、捕まえる側の立場とすれば精神的にも圧倒的優位に立てるわけだ。そうやって思う存分上から目線で相手を見下す立場になってみたい。そんなヤワい男の願望が叶えられるからこそ、痴漢を捕まえてみたいと思うのだろう。全く我ながら嫌な男である。 でも表向きは愛するぽちゃさんの心を傷付ける痴漢を正義の名の下に成敗したいのだ、と言い張っておこう。女性に優しいのがダンディな男の定義である。 そして救ってあげた女の子と恋仲に落ちて、同意の上で乳といい腹といい腰といい秘部といいまさぐり抜きたい。痴漢にお悩みの70キロ超級(三桁でも普通に可)の女性がいたら、君の天使になりたい。 骨女は自力で頑張れ、そう言うタイプが好きな性癖のナイトも世の中に入るだろう。では。
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