【2010/09/28 19:55】 | スポーツ | TRACKBACK(0) | COMMENT(4) |
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Author:ROUNDABOUT 神奈川南部に生息するぽちゃさん大好き男。調子に乗って画像転載を続けていたら強く怒られました。各方面にご迷惑をお掛けしています。メールは業者しか来ないので閉鎖中…というのは2013年までのプロフィールで、令和の今はだいぶ異なってます。埼玉にいます。
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この伝統あるスポーツにおいてアジア大会に出場出来るまでの有力選手が所属無しというのも凄い話である。それにしても120kgというのは凄い。超巨体だ。が、残念ながら荒木田選手の性別は
それなりの大企業で複数人の選手を有する部を民間企業はALSOK（綜合警備保障）、クリナップくらいなものか。ちなみにクリちゃんの事ではない。システムキッチンのクリナップである。誤解のないように。ジャパンビバレッジ（旧ユニマット）やドン・キホーテ、ヤクルト販売所属の選手もいるようだがあまり大規模とは言えない。ほとんどの有力選手は大学関係者、教職員、自衛隊、警視庁に集中している。ここまで公務員色の濃い格闘技もそうはあるまい。仕方がないのでプロレスやMMAに進む者も数多い。つまり地味で人気がない上に少数精鋭だから、民間で力を入れているところがあまりないわけである。これがセパタクローやラクロスのように本当の意味でマイナーなスポーツならともかく、世界の競技人口も素晴らしく多く、オリンピックや世界選手権で何度も何度もメダルを獲得しているスポーツとは思えぬ扱いだ。何でも有りの八田イズムと言い、色んな意味で異端のスポーツと言える。
荒木田進謙のライバルでありアジア選手権出場予定だった下中隆広（国士舘大学院。下中の辞退により荒木田のアジア大会出場が決まった）も、大学時代怪我のため結果が残せず、大学院進学がなければ引退、普通に就職していたという。学生スポーツとしては安定しているようにも見えるが例えば東京都の場合あれほどの人口を有しながらレスリング部のある高校はごく僅かであり、都立高校では二校しかネット上で確認出来なかった。
アテネオリンピック以降注目を浴びている女子もまだまだ企業進出は少ない。一時のように有力選手がみんな中京女子大学（現至学館大学）に所属しているというような偏り具合はないが、それでも代々木クラブなどのクラブ所属の選手がトップレベルの大会に出場していたりしている現状を見ると、彼女たちも就職には苦労しているのだろう。アルバイトや派遣で食いつないでクラブに所属している選手は多かろう（そのクラブも決して多く存在するわけではない）。だがジャパンビバレッジやアイシン・エィ・ダブリュのように女子レスリング部しかない企業もある。恐らく男より女性の方が見栄えがいいからだろう。
まあ、好きな事をやってバックアップしてくれる企業があるのならそれはそれで幸せな事だろう。
