やくざ屋さん受難
「暴力団排除条項」に基づき、某指定暴力団組長の預金口座四億円が解約されていたという。
預金者が暴力団関係者であると判明した場合、通知の上口座を解約出来る、と言う内部規定を各行回生したとの事。ところで何故今「改正」ではなく「回生」と変換してしまったかというと以前ハイブリッドカーの書き込みをこのブログだか2ちゃんねるだかどこかで行った時に打ち込まれたからATOKが記憶していたものと思われる。深くお考えになる必要はないだろう。
そんなわけで(どんなわけだ)件の組長は銀行から預金を叩き返されてしまったわけである。じゃどうすれば良いかというと、偽名を使って別の銀行に振り込む手段もあるが、そうすると今度は詐欺の容疑で逮捕、口座は無効とされてしまった組員がかなりの数存在するのだという。全く生きにくい時代になったものだ。 ぽっちゃりしたかわいらしい女性組員でも銀行口座を作る事は不可能なのか?駄目なのだ。ぽちゃさんなら許してあげても良いではないかという気もするが、世の中そんな都合良くは出来ていない。 銀行以外でも暴力団排除は進められて、ネットで拾ったニュースによると福岡では「指定暴力団組長の法要に会場を提供した葬祭業者に警告」なんて事もあったという。法要も駄目なのだろうか。お坊さんを呼んで念仏を唱えてもらう事も出来ないのだろうか。恐ろしい話である。 ところで何でお坊さんを呼んで葬式する事はあっても結婚式を挙げる事はあまりない、マイナーなのだろうかと思って調べてみたら、教理に「結婚」の概念が特にないから意味がない、と書いてあって驚いた私である。お釈迦様が見ていたら「結婚する暇があるなら出家しろと言うはずだ」と書き込まれていたが言われてみれば確かに納得だ。大した驚きではないが多少は驚いた。4へぇ~ぐらいだろうか。しかしこんな事が簡単に調べられるのだからネットとは便利なものだ。本日は国会中継をずっと聞いていたのだが、委員長が中井洽であると聞けばネットで「中井洽」を検索して、Wikipediaやら各サイトやらでその場その時調べる事が出来る。そうすると本当は「新進党にいたなあ」「結構ベテランの人だよな」「小沢派じゃなかったっけ?」程度の認識しか持ち合わせていない人物だったのに、五分後には人となりや過去の行動が全てわかったような気になって2ちゃんやらTwitterやらに書き込みが出来る。恐ろしい。しかし便利だ。情報に振り回されないように生きて行かなければなるまい。完全には無理だけど。 というわけで話が飛んだが、要するに暴力団員は益々日陰者になって地下組織化していくしか術がないと言う話だ。ぽちゃさんも体重が重くなり過ぎると地面にめり込みやすくなるが、暴力団も法律で規制が厳しくなれば成る程沈んでいくしか無くなっていく。現在は体重125kgを越えた辺りではないかと推測される。 やがてはメキシコのマフィアみたいにとんでもない肥大化した凶悪組織になってしまうのだろうか。どうせ組織が無くなるわけがないのだから、あんまり死ぬまで押さえ付けず、ヤクザの片鱗を残してあげたまま扱った方が今後も良いのではないかとも思うが、もう遅いのだろう。既に組織の大半が地下へ潜っているはずだ。ヤーサンだってもう少し普通にお日様の下を歩いてみたいだろうに、それが許されない世の中になっている。 「代々続く名門代議士はいくら脱税しても罪に問われず、保安船に衝突してきた船長は殆ど無罪放免で許してあげるのに、何で俺たちだけこんなに差別されなくてはいけないんだ」 今までは日陰者という自覚がある意味抑制力になっていただろうに、あんまり抑圧が過ぎると逆にこんな感じで被害者意識を持ってしまうかも知れない。被害者意識を持った犯罪組織。こう書くと非常に危険だ。北朝鮮みたいな感じだ。 そこまで行かなくても例えば「女性の人権を守るためには男を抹殺するしかない」なんて考え出すフェミニストが居たら非常に迷惑だが、暴力団だっていつ抑え付けられた反動で爆発するかも知れない。SMプレイ中にLカップの爆乳ぽちゃさんを縛りすぎて紐が切れてしまうようなものである。紐が駄目ならワイヤーを使えばいいじゃないと思われる方もおられようがそれだとぽちゃさんの乳が壊れてしまう。如何に怪我しない程度に縛り上げるか、それが問題だ。 それでも件の組長は四億円を国に奪い取られたわけではない。返されただけである。良かったなあ、と声を掛けてあげたい。ついでに任侠の人ならば、私たちお金のない軍団に還元する危害とか持ってくれないかしら。まあ「無茶言うなw」の世界だけど。
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