ぽいんとひくしの世界
時事通信社のとりまとめによると菅内閣の支持率が前月比11.4ポイント減の27.8%に急落し、不支持率は一気に50%の大台を越えたという。
個人的にはまだ菅内閣に30%近くの有権者が支持をしているという現実に驚きだが、一気に期待感が萎み、それどころか真に無能な内閣だと暴露してしまったこの一ヶ月の情勢である。小沢を倒したのが遠い昔の日のようだ。
「ほら見ろ、だから菅なんかじゃ何も出来やしないって言っただろ。小沢さんが首相になるべきだったんだ」と言う人もおられようが、まだ表向きにも権力を保持していた頃の小沢が百五十人近くの大軍団を引き連れ中国訪問したのはついこの間の話である。その後日中関係が改善されたなんて話は一切聞かない、と言うより皆さんご覧の通りの結果なので、どう転んでも民主党のこの苦難は予想されたものだったのかも知れない。 それにしても民主党支持者の足掻きがこの期に及んでも「自民がこうした。自民党が悪い」なのも痛い。最近は「国民が悪い」「マスコミが悪い」とも言い出しはじめた。自民党に嫌気が指し、民主党を後押しした人々に対する裏切りと言えよう。ぽちゃさんを愛でる時にガリ女の悪口を言っても意味がないが似たようなものだ。 全く泥沼の政局である。そもそも内閣の中心に居るのが元社会党の左翼被れ、仙谷由人鼻糞穿り号だと言うのが痛い。 確か去年「日本に文化大革命を起こす」と口走ったのは彼だったはずだ。虐殺と自滅に溺れた文化大革命と言えば毛沢東の行った大失策として現中国政権ではタブー視されている話題なのだが、四十年前の革命戦士のままの仙谷の脳では理解出来ないらしい。中国大好きをアピールした団塊の左翼だが、そうした口の軽さが中国共産党にも嫌われているのに嫌われているというしょうもない事態である。好かれようと媚を売ったのに逆に警戒されてしまうなど、正しくぽちゃさんに想いを伝えられない君たちのようだ。その意味で仙谷は現代日本を代表する人物なのかも知れない。その代わり日本人やマスコミに関しては尊大な態度のままである。李氏朝鮮の残党みたいな男だ。 何でこんな人が菅内閣の中枢なのかというと、圧倒的に人材不足な事、旧社会党の左翼は声が大きい事等が理由であろう。ネット上の噂では菅が不倫事件で週刊誌と争った時の弁護士が仙谷だったので菅は何も言えないとも言われている。本当がどうか知らないが本当だったら面白そうだ。もっとも、菅の場合仙谷はおろか石破さんや小泉Jr.辺りにも何も言えず、何とか下品な棚橋と渡り合える程度の器量である事を国会でも示してしまっている。 ああ嫌だ嫌だ。心置きなくぽちゃさんを愛でられる平和な日本でありたいねえ。 民主党を選んだのは他ならぬ国民自身なのだ。 そのうちの三割が未だ民主党社会を望んでいる。この我慢強い国民性は本当に凄いと思う。
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