マンネリを乗り越えろ
今週の週刊アスキーはスマホ特集である。「またかよ」だ。年に四回、春夏秋冬モデルチェンジする度にスマートフォン特集を組む。これがコンピュータマスコミ業界のローテーション行事なのだ。
まあ実際年四回新作が投入されその度に新しい機能が備えられ性能もアップするのだから特集を組まないわけにもいかないわけだが、多分本棚にある去年の今頃の週刊アスキーをめくってみても同じようにスマホ(ケータイ)特集が組まれているのだろう。仕方がない事かも知れないがマンネリである事には間違いない。人間はマンネリを好む生物であるが、度が過ぎてしまってはマンネリは怠惰に繋がる。
分厚い肉に覆われた女体をGETしたとして、何日も何ヶ月も何年も同じ肉体を見続けていたら飽きてしまうのではなかろうか。 せっかくぽちゃさんを手に入れたのに飽きてしまうだなんて贅沢にもほどがある。だが人間は弱い。80年代の南海ホークスとロッテオリオンズとヤクルトスワローズを掛け合わせ、90年代の阪神タイガースをまぶし、00年代の横浜ベイスターズをドッキングさせたぐらい弱い。 幸福に溺れた人間は幸せに麻痺してしまうのだ。毎日ままにお弁当を作ってもらっていると、自分のためにお弁当を作ってくれる人がいるという幸せを忘れてしまう。 乳がそこにある僥倖。そんな素晴らしいものが近くにある喜びをどこかに置いてしまえる人間の恐ろしさを私たちは深く考えねばなるまい。 本当に大切なものが常に傍にある喜びを感じる瑞々しい感性を忘れてしまってはいけない。
*常春の国 マリネラ *永田さんの敬礼ポーズ *笑っていいとも *ガーソの人間性 *東電体質 *海老一染之助染太郎 *「ピッチャー鹿取」 *プロレスの地方興行 *万年最下位、横浜ベイスターズ *アフリカ病 *会社の私 *お前の毎日
世の中には様々な形態のマンネリがあるが、マンネリにもよきマンネリと悪いマンネリがあって、しかもそれらは区別が付きにくい(一目で明らかにダメとわかるものもあるが)。そして悪いマンネリが更に澱み腐る事はあっても、良きマンネリが永続的に良きマンネリのままであり続ける事は非常に難しい。どこかで変化がないとリフレッシュ出来ないのが人間だからである。歴史的に平和で諍いのない江戸時代は長く続いたがその反動も大きかった。だが逆に朝鮮半島における古来から北朝鮮に至るまでの歴史のように、人民に一度も救いの訪れる時代が訪れた事のない搾取社会も存在する。悪いものが悪いままでいる事は簡単だがその逆は難しいのだ。 「三ヶ月に一回新作が発表されるから、週アスがスマホ特集を組むのは仕方がない事なんだよ!」と言っても、理屈はわかるが非常に変化に乏しい風物詩だ。仕方がないとか言っていると女の子の気持ちも急速に醒め離れて行ってしまう。豊かな女肉を傍らに置く事に成功したら、それを失わないために女性を愛し続ける努力が君にも必要なのである。 「まどか...そいつの言葉に、耳を貸しちゃ駄目!」 我らがほむほむも、諦めずにループを繰り返し運命に挑み続けてきた。「サムスンからはGALAXY、ソニー・エリクソンからはXperiaが販売されます。ちなみにBlackBerry Boldも出ます」とか、四半期毎に同じようなニュースがリリースされているのを口をぽかんと開いてただ受け入れるだけのつまらない男になってしまってはいけない。暁美ほむらを越えろ!乳が全く無く肉付きも大して良くないという致命的なハンデを抱えながらもたかが女子中学生が運命に挑んだのである。私たちにも出来るはずだ。出来なければおかしい。 マンネリに囲まれて負けてはならない。ぽちゃさんだって、そんな男には心ときめかないはずだ。
|