ハロウィンそしてコストコ
流行らそう流行らそうと皆さん必死だがなかなか流行らないハロウィン。広告屋の営業部隊も大変だよなあと同情する次第である。
(画像は今回も開き直って過去の使いまわしである) しかしらびすた新杉田で毎年行われている子供たちを集めての仮装パーティーのようにそれなりに盛り上がっている箇所もあり、無理なブーム到来とは行かなくても、何事も地道に頑張る事が効果的な振興策と言えるだろう。
ぽちゃさんを愛でる心も、日本に於いて浸透しているとは残念ながら言い難いが、概念そのものすらなかった二十年、三十年前を考えれば立派な進歩と言える。情薄を煽り立てて無理矢理お金儲けしようなんて電通的商法とは相容れない。ハロウィンという文化も同じなのだろう。もっともハロウィン的文化を日本国民がどれ程必要としているかは謎だが。 Trick or treat? ジミー鈴木によるとハロウィンとは子供たちにお菓子をあげるか手品をしてあげるイベントだそうだが当然そんなわけはない。「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ。お菓子くれよ、おっさん」 おっさん呼ばわりとは失礼な話だが、そこは心を広くお菓子を恵んであげるのが大人というものである。本当はぽちゃさんの乳といい下腹部といい悪戯したいのはこちらの方だがそこはググッと堪えてキャンディー(カーネーションの善作風に言うと「キャンデー」)なりチョコレートなり恵んであげるのが正しい姿と言えよう。 ところで唐突だが今日生まれて初めてコストコに行って来たのだが、あんまり大してハロウィングッズは売っていなかった。イトーヨーカ堂なんか必死こいてハロウィン関連セールをやっていてあまり効果もないというのに、アメリカ生まれの業態であるコストコはハロウィンなんぞ目もくれずお客様を集めている姿には考えさせるものがある。クリスマスやバレンタインに匹敵する商業イベントに育て上げたくて仕方がない日本の小売業の方々の頑張りに敬意を表したい。 それはそうとコストコ、確かに楽しい売り場だったが、おめーんとこのトイレの汚さだけは納得がいかねえ。ていうか汚いと言うより右の画像にあるように、この地面から直接生えている異常な形の小用便所は何なのだろうか。 日本に媚びずにオレ流を貫くのは構わないが、悪い事は言わないからトイレだけはまともな形にして日本人の好みに合わせた方がいいですよとアドバイスしたく思う。 ハロウィンが日本文化に溶け込む事はあっても、あのコストコのトイレが日本人に受け入れられるようになる可能性は殆どないと伝えておきたい。いや、全く駄目である。はっきり言って。 心優しきぽちゃさんだって、あれでは無理である、と。 ちなみに左の画像はコストコトイレ前に貼り出されてあった「今月の優秀従業員」リストである。「そんなもん表示されても困りますがな」と言うのが私の正直な見解だ。 どうせなら乳の大きい女性店員の全裸画像でも貼りだして頂きたいものだ。それならば食い入るように見詰めてあげても良いだろう。 ハロウィン同様、コストコも真の意味で日本に溶け込む文化になるには時間が掛かりそうだ。 しかし焦っても意味はないだろう。ぽちゃさんも同じだ。 一つの文化の浸透は、簡単なものではない。
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