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ぽちゃさん大好き星人の野望
ぽっちゃりさん大好き星人「ROUNDABOUT(らうんどあばうと)」が、日常生活やぽちゃさん出会いサイトで奮戦する日々を綴る。
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ああ千尋、貴女は何故千尋なの?

今、スタジオジブリ作品...というか宮崎駿監督作品にハマっている私。今回は千と千尋の神隠し(スタジオジブリ、東宝:宮崎駿監督作品)」を観た。2001年作品だから6年目にしてようやく見たわけである。うん、時代遅れっ子な私。わかっている。自分でもその辺よくわかっている。こういう時、時代に流されず生きる男というのも辛いものだ。自分を貫く男、私自身に乾杯したい、
そんなわけで寝言はさて置き映画の感想を書こう。尚、私はネタバレとかそんなに気にしない性質の人類なのでその辺宜しく。
ところでこの作品、興行収入304である。日本映画史上最高?うーん凄いな。よし、心して観よう。感想である。
うっぜー、千尋の両親、うっぜー。
千尋の父も母もよく考えたら今の私と同世代の年齢である。それがこの野郎ども、アウディなんか乗ってやがる。こちとらモコだ。この辺大きく頭に来るものがある。

ていうか意図的に現代的な両親、子との心の共有、絆も大切に思ってはいるのだろうが、自己を優先してしまう弱い大人を描いているのだろう、この演出は良くも悪くも、見事なまでに私のツボにハマった。
妻と子を乗せて見知らぬ山道を驀進する糞のようなお父さん、お父さんに振り回されながらも実はそれ以上に自分勝手なお母さん。嫌だねえ、こういうの。それにちとこの奥さん、少しふっくら加減が足りないな。もう少し豊満になりやがれといいたい。
「これはモルタルだな」「テーマパークだな」うるせえよジジイ。手前の詰まらない蘊蓄は何のためのものだ。
こんな二人が豚にされてしまった時に「ザマーミロ」なんて思ってしまったのは私だけだろうか?
しかし肉親を獣にされてしまった千尋の心情を考えるとザマーミロで済ますにはかわいそう過ぎる。アニメ一つで安定していながらもどこかに脆さを感じる微妙な家庭の姿を見せられて見ている私も妙な感覚に身を包まれるのだった。
しかしそれ以上に気になるのがこの千尋のグズっぷりである。ご免なさい、10歳の女の子に思う感情としては非常に間違っていると自分でもわかっているのですが、千尋って、見ていて異常にムカツキませんか。
物語が始まってから40-50分頃までの千尋のウジウジっぷりときたら、脳天にグーパンチを叩き落としたくなる心境である。まあ実際に10歳の女の子がこんな異世界の変ちくりんな事変に巻き込まれたらまともな行動なんて取れっこない。リアルといえばリアルだ。建物脇の階段で、足が震えて動けない、しかし降りざるを得ず、少しづつ下っていく少女の姿なんて本当に見事なまでなリアルさである。しかしリアルであるが故に千尋に対するイライラっぷりで私の脳天火山が暴発寸前にまで追い込まれるわけだ。映画は二時間しかないのに、このまま終わるのか?勘弁してくれと思った。
やるなはやお。私の感情をここまで乱すとは。
そんなわけで私は物語の動きの鈍さにお話を無理に理解する行為をやめ、絵柄の美しさや動きの豊かさを楽しむ事にした。その方が精神的にもいい。
そもそも私はアニメーションというと富野御大の作品しかちゃんと見たことのない人間なのだが、ザンボット3以来富野作品はサンライズ作品がメインである。で。このサンライズというスタジオはぶっちゃけ絵柄が乱れていることが非常に多い制作会社なので、そういう美しい背景を愛でるとか、キャラクターのスムーズな動きに目を見張るとかいった楽しみ方をする機会はそんなにない。その点この映画はさすがスタジオジブリである。見事な映像だ(たまにサンライズ作品でも素晴らしい絵の回があったりするが他ならぬスタジオジブリ外注作品だったりする)。
という事で、両親を助けるという軸はあるが、そんなに小難しく「どういう世界観なんだ?」とか考えずに映像と不思議な感覚に満ち溢れた小宇宙を楽しむが吉であろう。
そう思って観ていたら段々面白くなって来た。具体的にいうと青蛙がカオナシに食われてしまう所辺りからである。物語開始1時間9分程の所だろうか。ここに至るまで随分長かったなあというのが素直な感想である。
異常な世界に慣れ、それも一つの実在する世界(勿論物語の中では、の話である)だと千尋が受け入れをはじめてから、奇妙な世界は不思議だが温かみを持った一つの次元であると観る者に訴えを始める。この「つくりものの世界」を表現する能力が宮崎監督は凄い。ミもフタもなくいってしまえば創造上の世界だが、それに必要以上のテーマを与えず(というか本当はあるのだろうが、隠して)スクリーンでポンと提示するだけなのだ。これ見よがしに「こーんな不思議な世界を映像にしてみちゃいました、見て下さい」なんていうあからさまな押し付けはしない。これをやられると私は白けてしまうタイプなのだが、そこら辺描き方が秀逸だ。
こうすると宮崎アニメで繰り返し語られる、滅びゆく万の神(滅ぼすのは人。これは深い意味を持つが、作品内では「単なる事実」として提示されている)が集う異空間の物悲しさと優しさに引き込まれるしかない。どうしてこうアニメーションっていうのは作り手によっては美しい世界を描き出すことが可能なのだろうか?まあ、平たくいうと才能の差であり、作れないクリエイターには一生縁のない世界と断言してしまうのは容易いが、「お前そこまでそれをはっきりさせるのはかわいそう過ぎるだろう」という心の声に従い、あまり深く追求しない事にする。私も嫌われたくない弱い人間だ。ご了承の程宜しく。
こうして名を奪われた少女、千尋は「千」としてひと時の時間を過ごす。
鉄道のシーンはいいですなあ。
私は21世紀には実現するであろう夢の超特急世代の一員なので、鄙びた田舎鉄道よりはすんげーかっこいい新幹線とかリニアモーターカーに心奪われる人種なのだが、それはまた別として水の上を走る2両編成の木製列車が命ある者と終えた者を乗せて(そういう描写だよな?)緩やかに疾走するシーンはきれいだとしかいいようがない。うん、子供みたいな感想だけど、きれいだなあ。もののけ姫でもそうだったが、残酷な現実は現実として描写し、それを俯瞰して見せた上で澄み渡る風景が広がるのだ。私もああいう世界に住みたいものである。まあ、多分直接の描写は無かったが、恐らくあそこは数ある次元の内の一つ、死後の世界だと思うのでやっぱり嫌だけど(だから昔臭いんじゃないかな、あの世界は)。
そうこうして物語は進み、最後には切なく物悲しくも美しいラストを迎えるわけだが、やはりお利口さんのふりをせず、敢えてはっきりいおう。
「すみません、面白かったけど僕には意味がやっぱりよくわかりませんでした」と。
物語を検証しよう。ポイントを抜き出してみた。

1.とにかく良くわからないが異世界に三人親子が迷い込む。
2.両親を豚に変えられる千尋、しかし謎の少年ハクが助けてくれる。
3.千尋は魔女に名前を奪われ「千」となる。
4.神々をお迎えする遊郭、「油屋(ゆや)」で仕事を得る千尋。
5.よくわからない異世界のまた異世界の生命体「カオナシ」に気に入られる千尋。
6.カオナシの騒動を鎮め、盗まれた判子を返しに魔女の双子の元へ向かう千尋。
7.沈静。両親を救うために選択をさせられる千尋。千尋の答えは「お父さんもお母さんもここにはいない」だった。
8.理由は書かれていないが、千尋とハクが出会ったのは恐らく偶然ではない。
9.ラスト、千尋は出来事を(多分)覚えていない...ようにも見える。


ふんふん、一つ一つ意味性を考えてみるが、何もわからなかった。所詮フィクションの世界だから、すべての答えは設定資料集の中にあるのだ。発表されていない以上私にはわからんというのが本当のところである。でも漢字が使われているところなど、私たちの今いる世界とまるで無縁という事は無い世界の物語なのだろう。そして「千尋」という自分の名前がとても大切なものとしてここでは扱われていて、千尋は最後に自分の意志ではっきりと答えを示したという事はわかる。
何故「両親はここにはいない」と即答出来たかはわからない。画面に穴が開く程見つめて鑑賞したがやっぱりわからなかった。しかし何故答えられたかは、表現されていない以上推測するしかない。確かな事は「千尋は自らの意思で回答を示した」という事だろう。
"自らの意志"......口にしてしまうと陳腐だが、全ての宮崎アニメに共通しているキーワードだ。これははっきりしている。それ故に「ロリコンだなあこの監督は」とか余計な事を思いつつも、見れば宮崎作品は面白いな、と感じてしまう所以といえよう。
そうそう、ぽちゃ好きとしてもう一つ気が付いた事がある。「遊郭の遊女は全般的に皆ふっくらした存在として描かれている」事だ。「リンは痩せていたじゃねえか」なんて思う人もいるだろうが彼女は遊女ではない。女中である。芸者、遊女として神々の下々を愛でるであろう役柄の女性キャラクターは一様にふっくりとした姿で描写されている。これは母性、そして性的な女性の姿の基本が豊満さにある事に宮崎駿が気づいている事の表れだろう。本能的に彼は少女趣味というかロリコンというか、そこまでいわなくても少女に何某かの理想と可能性を求めていることは明確だが、それでも目は腐っていない。自分の嗜好はどうであれ「女性の本分は豊満即ちぽっちゃりにある」と理解しているのだと思われる。その辺さすがだと褒め称えておこう。
では世迷言は放って置いて、普通に感想を。
このお話は宮崎駿得意の人という種の傲岸が発端となる物語だが、もののけ姫まではあった、所謂深い意味性、メッセージを観客に伝える為の手段としての映画作りは(少なくともこの作品においては)やめたのだと思う。紅の豚がこれに近い作品なのではなかろうか。
素直に設定としての世界を見て楽しみ、千尋の運命をハラハラしながら見届けるのがいいと思う。そんな意味ではいい意味で「たかがアニメ」と割り切って観るのが一番な気がする。でも最後は自分の意思が最も大切だ、と、それだけ感じればいいのだろう。アニメを見て必要以上に意味性を考えるのは最早面倒臭いという個人的な意見もある。
そもそもカオナシとは何だったのか、何故千に纏わり付いて来たのか、そのくせ何であっさりとバイバイしちゃったのか、とかいくら考えたってわかるわけないじゃないですか
そういう言葉遊びみたいな映像作りには宮崎監督も飽きが来ていたのかも知れない。どこかのサイトで読んだが、監督はこの映画で水上を走る列車を映像化してみたくて仕方がなかった。だから物語の意味とかとは特に関わりなく列車のシーンが生み出された、と書かれていた。無闇に弄って小難しい作品を作るのではなく、描きたい世界を描く事を優先させたのだと。無論だからといって、物語の裏の意味を考えるという楽しみを否定するものではないが(それはそれでアリ)。
ああ、わかる気がする。人の世は究極的には理屈じゃない。
いい事も嫌な事も、嬉しい事も悲しい事も、最後は感性の問題ではないか。
もしそうだとしたら、環境問等を真っ向から扱った作品ではなく、描きたい事を素直に描いた作品で過去...(文章:未完)

著者注:これ以降の文章は携帯から文章を書き直すと、長文の後ろの方が消えてしまうというFC2ブログのバグ(多分)のお陰で消え去ってしまいました。正直ムカッ腹立ってます。
確か「千尋とハクは、再び出会えることが出来るのだろうか、会えたらいいね」という結びだったと思うのですがよく思い出せません。諦めます。それでは。

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