【2007/06/16 14:49】 | エンターテインメント | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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参戦してます
Author:ROUNDABOUT 神奈川南部に生息するぽちゃさん大好き男。調子に乗って画像転載を続けていたら強く怒られました。各方面にご迷惑をお掛けしています。メールは業者しか来ないので閉鎖中…というのは2013年までのプロフィールで、令和の今はだいぶ異なってます。埼玉にいます。
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従って今更5年以上前のヒット作品の虜に私がなっていたとしても仕方がないだろうと主張したく思う。
聖戦士ダンバインなんて個人的には大好きな作品だが、今改めて第一話から観てみると前作品のザブングルがそこそこヒットしたのにダンバインがサッパリ視聴率が振るわなかった理由がよくわかる。だってショット・ウェポンだのミ・フェラリオだの、オーラ力だのバイストン・ウェルだのいわれても、何を口にしているのか全然わかりませんもの。全編に渡って。冨野監督が言いたいのは「物語の本質はそこではないのだから、わからない部分を無理に推測する必要はないですよ」という事なのだろう。
だから人によっては「トトロかわいー」「きゃあ、きれい」「自然って大事だね」「かっこいい」なんていう簡単なワードで宮崎作品を語る事が出来る。そしてそれも正解なのだ。富野のオッサンはそこら辺長いとこ割り切る振りをしていながら結局割り切りきれずに精神的にちょっとおかしな所にまで追い詰められた。まあ最近はまた復活しているので幸いである。
挙句の果てに広げた風呂敷を纏め切れずに設定破綻のまま有耶無耶のに終わっちゃったりして。見ていてすごく白けるというのが正直な感想である。それでいて作者は正解が観た人一人一人に複数ある余地を認めていなかったりするのだ。こうなるとマスターベーションである。受け手の存在が頭に入っていない。
「逆襲のシャア」で出て来たクロス状のサイコフレームは、実は結構重要アイテムだったのだが説明されなかった。しかし画面では目立っていたので「あれは何だったんだ、オイ」
これでは余りにも心が狭すぎる。
とまあこんな風にケチを付けようと思えばいくらでも付けられる作品である事も事実だが、やっぱり最後はハウルを求めるソフィーの愛らしさに感動したし、舞い落ちる流星の美しさにうっとりしたわけだ。
