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ぽちゃさん大好き星人の野望
ぽっちゃりさん大好き星人「ROUNDABOUT（らうんどあばうと）」が、日常生活やぽちゃさん出会いサイトで奮戦する日々を綴る。
2008年03月24日以前のブログ記事画像は削除しています（一部例外有り）。画像がなくて意味がわからない箇所は笑ってスルーして下さい。
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泥酔者の排除を希望する

会社に闖入者が現れた。どやどやと社員が集まる、何だ何だ。しかし侵入者の顔を見た社員は皆、「またかよ」なんていいながら自分の部署に帰って行くのだった。関わり合いになりたくないからだ。そこにいたのはいつも建物に侵入してくる酒乱のじじいだった。推定年齢70歳、身長180センチに達しようかというスマートな英国紳士風のお爺様である。酒に酔っていない時は全く年齢を感じさせない。とにかくスタイルがよくて、威厳に溢れているのだ。そして静かに読書なんかしている。何故それを知っているかというと時々会社前のバス停で佇んでいるからだ。恐らく職場でも尊敬されていた人間なのだろう、身のこなしが違う。しかし酒を飲むとただのクズである。
簡単にいうと若い女性社員の顔が見たくて会社に勝手に入って来て、舐めるような視線と共に話しかけるのである。しかし酔っ払っているので何を話しているのか一切我々には理解出来ない。そんなわけで女性社員が助けを叫び、男性社員が来るとこのじじいは途端に不機嫌になり、延々と社員を詰（なじ）り出すのである。放って置くと一時間ぐらい「お前らは俺の人権をなんだとおもっているやがりなんなんねな」なんて感じで体力が尽きるまで粘着質に絡み続けている。仕方がないので警察を呼んで連れて行って貰ったりしているわけだが、本人は酔っている時の事を全く覚えていないのだろう。何週間か経つと何事もなかったようにまた酔っ払ってビルの正面玄関から突入してくるのだ。

本当に人間とは難しいものだ。私と飲んだぽちゃさんが酔い潰れて淫乱になるというのなら大歓迎だし常日頃そのような緊急事態を待ち望んでいるわけだが、今までにそんな経験は一度とてない。
「俺の人生、一度ぐらいいい事があってもいいだろう」と叫んだのは若き日の長州力だったが、それは私の台詞である。一度ぐらい普段は清楚なお淑やかなぽちゃさんが酒でメロメロになってしまう現場に出くわしてみたい。それなのに実生活で現れるのはこの腐れじじいである。こういう運命が私の人生なのだろうか。
儒教の精神によると目上の者、年長者を敬う心が大切だそうだが、そんなの知った事か。どうすればこんな男を敬えるのだと声を荒げたく思う。彼が来ると社内の業務がストップするのである。どうにかして欲しい心境だ。
それにしてもこの爺さんに限らず会社内で問題を起こす人間（社員含む）の半数は酔っ払いである。統計を取ったわけではないが間違いない。地下のスーパーマーケットに来る客の中で、従業員に要注意としてマークされている人間も、万引き常習犯の他は全て酔っ払いである。
私も祖父が「教育者であり酒乱」だった事で、正直酒飲みがどれだけ迷惑な存在であるかは良く知っている。彼は近所の公民館を破壊した。今では笑い話だが当然当時は笑えない。こんな人物が普段は校長先生とかいわれてふんぞり返っていたのである。多分今の時代だったら速攻でクビだっただろう。彼は40歳頃から目に見えて酒に弱くなっていったにも拘らず飲む量を減らさなかったらしい。若人時代のペースで老人が酒を飲めばどうなるかは一目瞭然だ。ただこれは私の祖父だけの話ではなく、大抵のアル中じじいの共通項らしい。つまり自分が年を取りアルコール分解能力がなくなってしまっている事に対しての自覚がないのである。人間は歳を取ればどうしても色々と壊れて行くものだが、近所のおじさんおばちゃん連中を見ても、酒飲みから先に人格崩壊が始まっている。この辺間違いない。大体酒飲みから痴呆の道を歩み始めていると断言出来る。
「酒はそこそこ飲むのなら薬になる。決して害にはならない」とよく聞くが、本当だろうか。私は酒に溺れて周りに迷惑を掛けてばかりの人間は何人か知っているが、酒で人間関係を円滑にしている人間なんて見た事がない。大体「酒を飲まなければ他人と打ち解けない」なんていう人もいるが、そんなのただの病気じゃないんですか。自力でコミュニケーションの一つも取れないんですか、それは一種の障害ですねとしか思えない場合も多い。
こんな事を書くとROUNDABOUTは酒が嫌いなのかと思われる訪問者もおられようが、実はそうでもない。飲み会に行くと結構飲むし、上機嫌になって帰って来る。しかも私はただでさえ失言が多い人間なのに、更に口が軽くなって周囲を不快にさせたことも一度や二度ではない。つまり酒を飲む楽しさはわかってはいる。ただ、「酒が好きです」といえばいい所を「酒の素晴らしさは云々かんぬん」みたいに肯定化するのは好きではない。古谷三敏作品漫画「BARレモン・ハート」みたいに、人のいい決してかっこ良くない顔立ちのおっさんがクールに決める酒飲みばかりならば世の中も平穏だが、現実は相当異なるという事だ。リミットの利かない酒飲みは大概迷惑でバカで、それで身を滅ぼす。それでも「いや俺はそんな事はない。人それぞれだ」と強弁するアルコーラーもいるかと思うが「百歩譲ってお前がそうだとしてもそうじゃない酒飲みばかりなんだよ、現実を認めやがれ、バカ」と言い放ちたく思う。
私は私が酔っ払うのは決して嫌ではないが、他人が酔っ払う姿を見るのはあまり好きではない。
うざいし迷惑じゃないですか。「なんて我が侭な野郎なんだ」と思われようが仕方がない。私は他者に寛容なタイプの人類ではない。残念ながら事実である。そして実際酒飲みの困った言動で業務に支障が出ているのだ。どうにかして欲しい。
しかしだからといって法律で酒を飲んではいけないとかいうのも辛い世界だよなあとも思う。イスラム教のように、酒を禁止している宗教もある。ムスリムは酒を飲めない、何故だろうと思っていたら、酒を飲むと信仰心を忘れがちになるからだという。これは凄く納得行った。酒飲みが信仰を継続出来るはずがないのである。酒を飲まなくたって自我に溺れてしまうのが人間なのに、飲んで信仰を守れるはずがない。これを考えるとロシアの連中がイスラム教を理解出来るはずがなく、ソ連時代南ソ連の連中と上手く行かず、今も緊張状態にある理由がよく理解出来る。酒がないと生きていけない人間と酒があると世が乱れると考えている人間に接点が生まれるはずはないのだから。
ところでタリバンなんかはロシア人に負けず劣らず酒飲みばっかりのアメリカ人が支援して組織されたグループなわけだ。イスラム原理主義（元来は決して危険な思想ではない）を理解しようともせずにただソ連と対峙するためだけに利用しようとするから逆に恩を仇で返されるわけで、自分たちの都合で他者の運命を弄んではならないとう好例だ。正義がどちらにあるかは置いておいても、原因である事に間違いは無い。
酒飲みというのは極めてエゴに固執して、周囲を顧みない人間を生み出す事が多い。人間なので、誰だってそうである。アルコールは心を縛る鎖を解き放つ作用を持つ。それによりストレスを発散出来るぐらいなら構わないが、他人と軋轢を生じるぐらいまでに解放してしまう事が多々ある事も事実である。アメリカのエゴがタリバンを生んだ。酒飲みのエゴはそこまで行かずとも、十分に自分の敵を作る可能性がある事だけは心しておいた方がいい。飲むならスマートに飲め。出来ないなら人里離れたところで隠れて飲めといいたい。
空気を読めない人間は酒を大っぴらに飲んではいけないと思う。例えどんなにぽちゃさんが大好きでも、私は葬式の場で「僕はぽちゃさんが好きで好きで仕方無くてねー、見てよあの故人の娘さん。ああいう膨らみ具合が私としてはど真ん中ストライクなんですよククク」なんて口にはしない。そんな事をしたら一生涯に渡って人格が疑われる。T.O.Pを考えろという事だ。
しかし最初に書いたように、ベロベロになった前後不覚のぽちゃさんがその肉体の持つ淫乱さを最大限に発揮して私に性行為を要求してくる限りは受諾する事吝かではない。男として存分に受け止めたく思う。
男には酒を飲んだら私の眼前に現れないでくれとお願いしたい。私がスターリンだったら即時粛清に乗り出す所だ、わかったなと伝えたい。
人は皆弱い存在だ。だからといって酒で弱さを露わにする姿を自然なものとは捉えられない。迷惑は迷惑、邪魔だから消えろ、という話である。
仕事中に絡んでくる酔っ払い程迷惑な存在はない。いや本当にない。ふざけるなだ。
心底どこかに消えて頂きたく考える想いで一杯である。
飲むなとまではいわない。ただ私の仕事場に来ないでくれ。
切なる願いである。

【2007/09/13 20:52】 | 今日の出来事 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2) |


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この記事に対するコメント

>>トン　様
いやいや
「私と飲んだぽちゃさんが酔い潰れて淫乱になるというのなら大歓迎だし」
です。
私は女性には優しいのでその辺は気にしないで下さい。
【2007/09/14 00:15】 URL | ROUNDABOUT #QPJmzeK2[ 編集]
ΣΣ(￣◇￣;)!ハウッ!?・・・き・・気をつけなければ・・・
酔っぱらうと・・舌っ足らずになるらしい・・・
それが過ぎると泥酔になるのかなぁ？( ; ﾟДﾟ)
【2007/09/13 23:45】 URL | トン #-[ 編集]

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