三浦大輔のいない開幕
いよいよセントラル・リーグも開幕する。 我らが横浜ベイスターズは如何にしてペナントレースを戦い抜くのか、真に興味深いものがある。 と、大いに期待したい所だが、何と開幕にエース三浦大輔が間に合わないんですって奥さん。
もういきなり拍子抜けというか哀しい気分が満開だ。ただでさえ先発投手が少ないのに三浦がいないでは実に希望が持てない。ぽちゃさんとラブホに入ったら突然生理が始まって貧血で倒れてしまったかの如き悲劇である。しかし肝機能障害という持病の持ち主でもあり、この弱小横浜の十年を頑張り続けてきた投手だけに無理はさせられないのだが...今回の開幕回避の理由は単純に調整遅れらしい。調子が上がらないのだそうだ。 二週間前の日刊コムでは「いよいよエンジン始動、連続開幕へ向けてぬかりなし」みたいな報道をされていたような気もするのだが事実は事実、開幕ロースターに三浦の名前がない現実は変えられない。 正直我々横浜ファンは三浦で負けるなら納得して諦めるという耐性が付いている。 別に負けても調整登板でもいいから投げて欲しかったという気分である。 読売ジャイアンツなんて二年連続FA獲得投手の野口も門倉も開幕二軍なのだ。正直二人とも我が横浜なら開幕一軍は間違いないのではなかろうか。もっとも野口はともかく門倉の場合、昨年巨人に行ってくれたおかげで工藤を獲得出来たので結果オーライなのだが、工藤とてもうすぐ45歳、四捨五入すると50に達するおっさんなわけであり、過度の期待は出来ない。去年の今頃は「工藤が貰えたから門倉なんて要らねーやい」なんて考えていたが少し訂正したい。 「門倉、返して下さい」と。 勿論工藤は返さない。そんな余裕は横浜ベイスターズにはないのである。 これは自分は新しい恋を常に追い求めているくせに例えば前カノが新しい彼氏を作ると嫉妬心が沸いてくる感覚に似ている。 我が儘言うなと言われても感じるものは仕方がない。許せなくはないがバンザーイよかったねとは思わない。その辺が人間という小さな生物の限界でもある。自分が揉んだ乳を別の男が揉んでいると思うと結構ムカッとくるものだ。 えっ?君はそんな事はないって?それは偽善というものだと根拠はないが断言したい。 何れにせよ今年の開幕には三浦がいない。 全く開幕戦で勝てないエースとして有名なハマの番長といえどやはりどう考えても優勝以降の10年間を支えてきた屋台骨であり、いないという事実は見事なまでに哀しさを感じる。前カノが自分の弟と付き合い出したりしたら同じぐらい哀しいのではなかろうか。ましてや「お兄さんよりあなたの方が全然気持ちイイ」とか口にしていたらこんな悲劇はそうはない。 早く調子を戻してローテーションに戻って来て下さいとお願い申し上げたく思う。 寺原は彗星のように現れたナイス九州ボーイだが、やはり三浦がいないと寂しいのが横浜投手陣の現状なのだ。
p.s. ところで前回から自前イラストを使う事にした(理由はアレしたから)。 Windows Vista付随のペイントとマウスでいくつかシコシコ絵を描いてみたけどあんま上手くいかない。そんなわけでペンタブレットを買ってしまった。もっとも買ってきただけでまだインストールもしてないけど。 暫くはペイント&マウス画で頑張ってみるが早い所使いこなせるようにしてみたい気分である。
|