ゴホッゴホッ。ゲホーホッホ。
今日はちょっとかったるいのである。職場では頑張ってピリリとしているつもりなのだが、そのピリリが帰宅後続かない。若干体調が良くないのかも知れない。 でも性欲は普通にある。 この辺難しい所である。何というかふわふわモリモリのお肉を纏った女体を抱きたいという欲望は通常以上に覚えているわけである。 これが春の目覚めというものだろうか。 平たく言うと体調イマイチのクセに性欲だけはあるという状況だ。全く困った男である。 「体調悪いのなら寝なさい」というのが良識ある識者の見解であろう。しかしそうやって先日は素直に爆睡したわけだが、特に体調は治っていなかった。面白い事に会社に行くとだるい気分が失せ、シャキーンとなるのである。しかし普段の私はそんなにやる気に充ち満ちたスーパービジネスボーイというわけではない。 要するに「体調が悪い」という自覚があるので必然的に気合いが入っているのだろう。仕事場で熱が出たりしたら最悪である。私は今主に早番をやっているが、朝は私一人で業務に当たっているのだ。 私はチームプレーを何よりも苦手とするタイプの人種だけに、正直最初の数時間を一人で仕事するという現在の状況は決して嫌いではない。仕事だから好きなわけではないが、まあ嫌だという事はない。
身長166センチ体重42キロのスレンダーレディみたいなものである。はっきり言って全く全然これっぽっちも好みの体型ではないが、別に無理して嫌う必要もないだろう。好みではないからと言って拒否する必要はないという話だ。 時々「俺はサッカーが好きだから野球は嫌い」などと訳のわからない理論をかます人もいるが、別にサッカーも野球も両方好きな人もいればどちらも嫌いな人もいる。サッカーが好きだからと言って野球を必死こいて貶す必要はないわけだ。共産主義者が資本主義を批判するのとは違う。 何故にサッカーが好き = 野球が嫌いという方程式が成り立つのか聞いてみたい。 同じ事である。ぽっちゃり女性が好きだからと言って痩せ女性を無理矢理嫌う事などないのだ。「ぽちゃさんが好きだから痩せている女性を目の敵にしている」なんて男がいたら「目を覚ませ、というか頭大丈夫ですか?」と問いかけたい。 そんなわけで話が当たり前のように横道に逸れたが戻してみると、要は私は朝風邪をひいたら代わりのいない仕事に当たっているので倒れたり疲れたりするわけにはいかないのである。バックアップ要因がいないので、「例え倒れたとしても結局最後まで自分でやるしかない」わけだ。そんな状況は最悪である。従って入れたくなくても気合いを入れて職務に当たらざるを得ない。男が出社、通勤するというのはそういう事なのだ よって何とか力(リキ)入れて労働に励むしかない。それはいい。そこまではいい。 だが仕事中気合いで体調不良を忘れられるのならば仕事が終わってアフター5の時間になった瞬間元の体調が芳しくない自分に戻ってしまうのは何とかならないものだろうかと考えてしまう次第である。 なんかここ数日このパターンなのである。 "出勤:気合い入れる(風邪収まる) 帰宅:気合い抜ける(風邪ぶり返す)" 「何だかなぁ」である。会社で一旦体調が戻るのならば、そのままずっと戻ればいいではないか。どうしていざのんびり出来る時になると半病人の私に戻ってしまうのか。実に納得がいかないものがある。 しかしながらそんな状態でも性欲だけはしっかりカンバックしてきたりと、如何ともし難い所なのだ。 食欲もある。性欲もある。さすれば後は健康さえ何とかすれば完全無欠のROUNDABOUT復活である。 でもやはり完調まではもう少しだ。 どうにももう少し復調したい所である...ゴホゴホッ。 イヤーしかし何というか、中途半端な性欲って困りますわねえ、奥さん。いや本当に...
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