真実のテーマ
珍しくここのところ仕事が忙しくて労働に勤しむ毎日なのである。 本当の事を書くと「給料が一緒なのだから忙しくない方が楽でいい」というのが嘘偽りのない我が本音なわけだが、あまり大きな声で言うつもりはない。取り敢えず仕事が忙しくて毎日が充実しているフリをしているわけだ。そういう男を演じている方がぽちゃさんにモテるからである。 こういう事を書くと、何だ、だらしのない奴だなお前は、と思われる方もいるかも知れない。しかしその考え方は間違っている。私は自分に素直なだけである。「だって仕事が面倒臭いんだろ?だらしない奴じゃないか」なんて思ってはいけない。世の中に多くある人間が陥りがちな勘違いの一つに「他者に本当の事を指摘する」という過ちがある。特に若い奴がこの病理には罹りやすい。 本当の事だから言ってもいいだろうと思う気持ちはわからないでもないが、実は違う。お見舞いに行って顔色の悪いおばあさんに「今日も青白い表情ですね」とは通常口が裂けても言わない。言う奴は馬鹿である。最近流行りを通り越し廃りかけている表現で言うとKY、空気が読めないというやつだ。
乳があまりにも大きいぽちゃさんに出会うと人は感動する。君はしないか?私はする。とても得をした気分になり、幸せな気分に浸れる。しかし男が女に対して「君の乳の大きさに惚れた」と素直に伝える事は恋愛業界における大きなタブーの一つとされている。 何故か?答えは簡単である。女の子に、本当はその子の心に惚れたのではなくて、「私の乳がでかいから自分が好きになったのね」とバレてしまうからだ。 ここで素直に「そうなんです」という男もいるだろうが、おすすめはしない。本当の事だから口にしてもいいとは限らない。最初は乳に惚れたが最終的に心に惚れた、というパターンもあるだろう。いや、乳の大きな女性の恋愛は大多数がそうかも知れない。このブログに訪問した皆様の中にデカパイファイアーな彼氏持ちのガールの諸君もいるだろう。私は訪ねたい。君の彼氏は最初貴女の何に惚れたのだろうか、と。趣味が合った?会話のフィーリングが合った?価値観が同じだった?成る程貴女はそうかも知れない。しかし彼氏もそうだと断定出来るのか?本当は貴女のお乳に心を奪われただけではなかろうかと私は思うのだ。 貴女も薄々気付いているはずだ。自分たちの恋愛は純愛から始まったものではなく、乳の大きさが全ての始まりであった事を。 そんな愛も時と逢瀬を重ねて深まっていき、真に心が繋がっていくのだろう。愛とはそういうものだ。どうやって愛が始まったかは大きな問題ではない。今、自分がどれだけ相手を愛しているかが重要なのだ。全ての始まりが乳だったとしても良いではないかと強く訴えたく思うのである。 だがそれでも付き合ってしばらく経って、男が「俺、ほんとはお前のオッパイが好きなだけなんだ」とか言い出したりしたら貴女は頭に来るだろう。激怒するだろう。なんだこの男?と軽蔑するだろう。百年の恋も音を立てて崩れ行くだろう。 正直者は得をすると言うが、必ずしも真実ではない。本当の本当はそう思っていたとしても男はそれを口にしてはいけない。
(ここまで書いたところで爆睡:以下次回へ続く)
<おまけ> ひろしのテーマ 作詞:浦川しのぶ 作曲:渡辺宙明 編曲:渡辺宙明 歌:水木一郎・ こおろぎ'73
GEEG ED (携帯で定額プランに加入していない人は注意)
あまりにも気に入ったのでCDに落として車で流して聞いていたら、いい歳こいて妹に「お兄ちゃん、あなた何を聞いているんですか、そもそも何ですかその曲は」と呆れられる。
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