乳を追う目線(前編)
女性は男性の目線が自分の乳に向けられている瞬間がわかるという。しかし敢えて私は「そりゃわかるでしょう。しかしだからって、それがどうかしたとでも言うのですか?」と宣言したい。
戦時中...いや違った先日(キーボード打ち間違えた)駅の方向から歩いてきた、通りがかりの、ちょっとばかし鈍くさそうな、昔の大きめな眼鏡を掛けたOLお姉ちゃん(推定年齢22歳)に道を尋ねられた(目的地はたまたま偶然うちの会社だった)のだが、何故か彼女はブラウスの二番目と三番目のボタンが外れていたのである。残念ながら彼女はぽちゃさんではなかったので私もボタンが外れている事に気付くまでは普通に冷静に道順を教えてあげていたのだが、乳が見えそうとなれば話は別だ。
その瞬間私の脳はエロモードにシフトチェンジ、乳を追い求める夢狩人と化したのだった。平たく言うと目線がブラウスの奥に隠れる乳に釘付けになったわけである。 彼女は意外と大きい乳の持ち主だったが、それはやや小さめキツキツの赤いプッシュアップブラで持ち上げられており、こぼれるようにブラウスの隙間から自己主張していた。正直襲われた直後のような格好である。 痩せた子には滅多に発情しない私であるが、正直に書こう。「この子ならヤってもいい。ていうかやりたい」と考えてしまった、と。 しかし次の瞬間彼女は自分のブラウスのボタンがない事に、そして私の目が乳を向いている事に気付いてしまったのだ。 ROUNDABOUT、ピンチ。一歩間違えると痴漢のように見られるところである。 しかしながら彼女は「あっ」という表情で、手で胸を隠しただけでそのまま「有り難う御座いました」と去っていった。大人の対応である。まあ自分からおっぱいがはだけた格好で歩いて来たのだから男が乳に目線を向けるのも当然だ。本人もそれがわかっていたのだろう、恥ずかしそうに去っていった(数時間後に会社の中で再び顔を合わせたけど)。 まあ要するに何が言いたいのかというと、女性は男の視線がどこを向いているかをよくわかっているという話なのだ。どうもこれは間違いのない事実らしい。 しかしながら、である。それはまずいなあと言うのが私の見解だ。何故ならば私は大きな乳の持ち主を街中で見たり擦れ違ったりした時に、ほぼ100%の割合で乳ばかり見ている人間だからである。
(ここで爆睡、朝になってしまったので次回に続く)
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