本と私
前回は趣味である旅行の話をしたが、今回は読書の話である。読書。若き日の私はたくさん本を読んだものだ、まあ、漫画の方がもっとたくさん読んでいたけど。
しかしここの所全く読まなくなってしまっているのである。インターネットがあるから?それも確かに理由の一つだが、大きな理由は私の我が侭にある。赤の他人の文章を読んで素直に「へー、そうなんだ」と感動する心を失ってしまったからなのだ。どうです、ワガママな理由でしょう?しかし実際そうなのだ。本というものは当たり前の話だが著者の意見が収録されている。中年になるにつれ他人に一々突っかかる性質を備えてしまった私の場合、読みながら著者に対して「何言ってんだコイツ?」とか思うようなオヤジになってしまったのである。
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