相模大野の栄光
相模大野に出掛けた。「どこだそこは」と言うと神奈川県相模原市にある小田急電鉄の駅で、小田原・箱根方面と江ノ島方面への分岐駅である。この30年、直近の町田駅が発展しすぎて土地がなくなり相模大野駅前にも大開発ラッシュの余波が訪れ都市化が進んでいるという。この相模大野駅、私も幼稚園の頃米軍基地に遊びに行く時にしょっちゅう利用した思い出がある。
いわゆる衛星都市、英語で言うとSatellite、悪く言うと寄生虫都市である。この相模大野属する相模原市自体がいろんな意味で昔から寄生虫的な街だった。 これといった中心地を持たず、隣接する町田市、八王子市、横浜市にへばり付き、更には遠く東京のベッドタウンとして宅地開発を続け、平成の大合併を経て近隣の町を合併し、気が付いたら70万人都市になっていた。人口70万に達すると制令指定都市としての資格を得るのが日本の市町村の決まりである。
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