これからのJAPAN
昨秋、民意により自民党政権が打破され、癒着と利権の構造から長年甘い汁を吸い続けてきた権力者が引き剥がされた。これは民主主義の勝利と言える。問題は代わりに舵取りをする事となった政党が民主党だった事だ。これは民主主義の敗北と言える。
民主党は愛らしい理想のぽちゃさんではなかった。それははじめから存在しない夢の世界の存在だったのかも知れない。 小沢一郎は自民党内の議員がばらばらに所有していた各種利権の構造を自らに収束させるようにした。権力の一本化である。つまり独裁だ。民主党に一票を投じた人々は癒着と利権の構造を嫌って自民党にノーを突きつけたわけだが、事態は何も変わらなかった。寧ろ悪化である。利権の独占が国家国民に産み落とすものはない。
...続きを読む
|