ハイブリッド・エボリューション
トヨタがマツダにハイブリッド技術を供給するという。成る程、である。「女性」と「豊満」を融合すると「ぽちゃさん」と呼ばれ芸術的価値が飛躍的に高まるように、世界情勢はハイブリッド・エラを求めていると言えるだろう。
音が静かなだけで言う程エコでもないトヨタ・プリウスを見てもわかるようにまだまだ黎明期にあるハイブリッド産業ではあるが、これまでの車種より燃費が良くて環境に優しい事はまあ間違いない。 ガンダリウム・コンポジェット装甲を身に纏い疾走するネオジオン(アクシズ)のザクIIIを見ても理解出来るように、とにかく「複合」とは強いものなのだ。なに?言っている事の意味がわからない?別に無理して理解する必要はない。誰にも勉強不足の不得意分野はあるものだ。
ぽちゃさんだってそうだ。 走るのが苦手なぽちゃさんは世に大勢いる。適当にその辺のぽちゃさんをかっさらってきて無理にフルマラソンを走らせれば何人か倒れることは間違いない。 しかし気に病む必要はない。誰にも弱点はある。 梅宮辰夫だって普段から無意味に偉そうにしているが娘には弱い。ところで私の携帯F905iで「梅宮」と打つと予測変換で「梅宮アンナ」とは出てくるが「梅宮辰夫」は表示されない。世の無常を感じさせる一瞬である。 また私の仕事仲間には漢字に弱い男もいる。彼は社内の落とし物記入台帳に「膣時計」と書き込んだ兵(つわもの)だ。当然「腕時計」の転記ミスである。 パーはチョキに弱い。オゾン層はフロンガスに弱い。ウルトラセブンは寒さに弱い。オードリーの二人はアドリブに弱い。人間はサイヤ人に弱い。東京ヤクルトスワローズは横浜ベイスターズに弱い。サッカー日本代表はオーストラリア代表に弱い。超人ロックは暗示に弱い。旧日本社会党は頭が弱い。王のカードは奴隷カードに弱い(カイジ・Eカード)。飛行機はウインドシアに弱い。ドラえもんはネズミに弱い。若社長はプレッシャーに弱い。田舎者は権威に弱い。朝日新聞は中国に弱い。ナチ残党はモサドに弱い。オイルドリンカーはアストロモンスに弱い。デストロイヤーは和田アキ子に弱い。大酒飲みは肝臓が弱い。>レロン・リーは永射保に弱い。新鮮なネタは熱に弱い。ディオ・ブランドーは太陽光に弱い。自動車メーカーは円高に弱い。ブライト艦長はミライさんに弱い。九州人は発音アクセントが弱い。ジミー鈴木は小佐野元ゴング編集長に弱い。携帯電話は水に弱い。ギム・ギンガナムは実戦に弱い。雨の日の選挙は組織票に弱い。任侠ヤクザは情に弱い。まあ通りすがりの素人に喧嘩で負けて仕返しに若い衆使って殺害しちゃったような親分さんもおられますがね。 かように何事、何者にも弱みというものはある。性愛の象徴たるぽちゃさんに多少の弱点があろうとて致し方ないものとご納得頂きたい。 そんなわけでハイブリッド流行りの昨今だが、政府もハイブリッド車を購入すると税制上の優遇を受けられる法案を用意するなど抜かりなくハイブリッドワールドの形成に励んでいる。もっともETCと同じで遮二無二国ぐるみでの新しいハイブリッド利権を構築しているだけの気もするがまあいいだろう。大人の世界とは大なり小なり汚いものだ。 パンクラスに入団するまでもなく私たちはハイブリッドなる流行りの言葉に巻き込まれている最中(さなか)なのだ。ぽちゃさんも例外ではあるまい。 先に「女性」「豊満」の組み合わせでぽちゃさんが生まれると説明したばかりだが、フィギュアスケートの採点よろしく更なる複合技の組み合わせでますます高得点をマーク出来るのがぽっちゃり産業の素晴らしいところなのだ。 例えばぽちゃさんに「中学生」「淫乱」なる属性を追加したらどうなるか? これはサイコガンダムにフォウ・ムラサメを搭乗させるまでの特殊効果を得る事が可能である。1足す1が2にも3にもなる龍原砲の法則によるものだ。 言うまでもなく世界中のだめ男どもは喜ぶだろう。しかし警察のお世話になってしまいかねない危険なアビリティでもある。ロリとぽちゃはいわば劇薬系の親和性をもって相乗効果を発揮する。気を付けねばならない。だが反面ぽちゃさんは「熟女」とも相性がいい。こちらは安心、安定して楽しめる女体である。初心者には素直に熟女系からぽちゃ道をスタートする事をお勧めしたい。 かようにハイブリッドとは世界を変えるまでの威力を有す概念なのだ。
*量子論と相対性理論 *ビートたけしとビートきよし(ツービート) *金貸しと浪費家 *牛丼とたまご *レーザーディスクとアニヲタ *勇者アモンと不動明 *国鉄原町田駅と小田急新原町田駅 *セガバンダイ *テレビデオ *消しゴム付き鉛筆 *JAL
奇跡のフュージョンこそが新世紀の主役である。ぽちゃさんもかくあるべきだ。 時代の流れに取り残されてはいけない。 時代はハイブリッド。略してハイブリ。 トヨタに負けず、ホンダにも負けず、エレカ(電気自動車)に賭けた日産にも負けず。 俺たちのぽっちゃりハイブリッド世界を守り抜いていきたいものなのだ。
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