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ぽちゃさん大好き星人の野望
ぽっちゃりさん大好き星人「ROUNDABOUT(らうんどあばうと)」が、日常生活やぽちゃさん出会いサイトで奮戦する日々を綴る。
2008年03月24日以前のブログ記事画像は削除しています(一部例外有り)。画像がなくて意味がわからない箇所は笑ってスルーして下さい。
また一部アクセス禁止となっています。ご了承下さい。
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さらばジーコ、そして出来ればさらば川淵

サッカー日本代表は、力及ばず一分二敗、グループリーグ敗退が決まり、ドイツを去ることとなった。
予選F組一抜けはブラジル。不調のストライカー、ロナウドが2ゴールをあげ日本を突き放した。
ロナウドといえばこんなエピソードがある。前回2002日韓大会、今ドイツ大会で主役を張っている新鋭当時のロナウジーニョが不用意なファールで退場を受け、ブラジルはあわやイングランドに敗れかけた。
戦犯としてマスコミの餌食となりかけていた彼を救ったのは1998フランス大会で体調不良による低パフォーマンスが引き金になり、決勝でフランスに敗れた責任を執拗に追求され続けた経験を持つロナウドだった。
彼は大五郎カットという超変態的髪形でピッチに現れ、口さがない報道陣の目を一人の若者から自分に向けさせた。誰が見てもブザマだとしか形容しようが無いお笑いカットである。全世界のマスコミがロナウドを笑いものにした。ロナウジーニョへの批判はドサクサに紛れて消えていった。

しかしそれこそロナウドの筋書きだった。彼は自ら進んで無言の道化を演じ、才能溢れる若者-ロナウジーニョ-をマスコミの毒牙から逃したのだ。
そして四年後の今大会、ロナウドは精彩を欠き、ブラジルの同胞は言うに及ばず世界中のマスコミからも非難の集中砲火を受けていた。しかし彼には仲間がいた。かつての恩を胸に秘めたロナウジーニョが、そしてカカも、シシーニョも、ブラジル代表の皆がそんな彼を信じてパスやクロスを送り続けた。ロナウドが苦しみから解放される即効薬は、ゴール以外に無い。
そして前半ロスタイム、ロナウドはシュートを決めた。ブラジル出場選手が皆で彼を囲み、祝福した。そして後半、ブラジル怒涛の攻撃が始まった。

どうだろう?
主人公達が友情パワーを発揮して圧倒的な力を持つ敵を倒すというのが週刊少年ジャンプの黄金パターンだが、今回友情を爆発させたのは力の劣る我が日本代表ではなく、ただでさえ世界最強と呼ばれているブラジル代表チームの方である。
勝てっこねぇ。参りました。
かくして昨日の私はわざわざ早起きしてまでテレビ観戦を敢行し、撲殺リンチショーを見届けたわけで、その後仕事。当然帰宅後はクタクタになって速攻就寝。従って昨日のぽちゃさん大好き星人の野望はあえなく休載となった。

そんな私の事はともかく、日本代表のドイツワールドカップは終わった
こんなに惨めな結果を迎えるとはさすがに予想していなかったというのが本音である。正直言って三連敗ぐらいは想定の範囲内だった。しかし一分二敗とはいえ、我々の精神的ダメージは想定していた三連敗より重い。
まず初戦のオーストラリア戦、ぽちゃさんとの恋愛に例えるなら、全然異性にもてなさそうで、いつでも落とせそうなぽちゃさんに遊び半分で声をかけたら案の定付いてきたので調子に乗ってそのままホテルに連れ込んだらいきなり小指の無いお兄さんが現れて「ワレ、俺の女に何しとるんじゃ」なんて凄まれた挙句慰謝料10万円程ふんだくられたような感じだろうか?
その上でそのぽちゃさんに「あたしならヤレるとでも思ったのかい?甘いんだよバーカ」なんて小馬鹿にされた感覚だ。
憎い。オーストラリアが憎い。
「ビドゥカ、ケーヒル、キューエルといったワールドクラスの選手もいて、ヒディンク監督による戦術も徹底されていたんですよ?スコットランドリーグでレギュラー取っている選手が一人いるだけの選手層で戦術…特に守備戦術は一切無し。そんなチームが我がオーストラリアに本気で勝てるとでも思っていたのですか?こりゃ傑作ですなウヒャヒャヒャ」
こんな事を近所のオーストラリア人留学生に吐かれでもしたら私は半年は立ち直れそうに無い。全く反論できずに枕を咥えて泣き耽るしか術はなさそうだ。
続くクロアチア戦も酷かった。この試合は日本だけでなくクロアチアも酷かった。
そこそこ誠実そうなぽちゃさんに告白して付き合ってみたら実は全然しっかりしてなくて、部屋の掃除を三年サボっている人だったという感じである。
しかし対する日本代表もいつも鼻毛が飛び出ていて、当然常日頃鏡を見て顔を洗っていないことが判明、結局お互いが相手の事を嫌いになってしまって終わった恋と言った所か。
お互い傷付け合って、後に何も美しい思い出を残さなかった痛み分けの恋愛のようだ。実際両者とも決勝トーナメント進出を逃している。
しかし欠点はあれど、あれだけ世界中を沸かしたコートジボアールだって敗退したのである。それを差し置いてこの2チームのどちらかが進出していたとしたらそれはそれで問題だった。サッカーの神様は極めて公平な審判を下したとしか言いようが無い。
(でもクロアチア選手の方が必死で戦っていた気がする事はこの際無視する。悲しくなるから)
そして最後のブラジル戦…
かわいい上に家柄も良く、誰もがあこがれる美しいぽっちゃりお嬢様と言った所か。そこに何の取り柄も無い日本代表が果敢にアタックしたら思いもかけずお話に付き合ってくれたという状況だった。
「じゃ…俺と結婚を前提にお付き合いしてくれる?」
「私の条件は1.収入1000万円以上 2.一部上場かそれに準ずる企業の役職持ち 3.学歴は最低で中央大学法学部 4.最低四ヶ国語が話せる 5.長男は不可 6.身長180センチ以上 なんですけど…」
「ごめん俺それ一つも当てはまらないんだけど…」
「じゃ、私に話し掛けて来ないで下さい。身分相応という言葉もありますでしょう?百万年早いですわ」

かくして日本代表はなす術もなくゴールを決められまくり、惨敗を喫したのであった。

それにしても何故ブラジルのパスはああ延々と続くのだろう。私の知っているサッカーでは、パスとは3.4回続けた所で相手にクリアされるか明後日の方向に飛んでいってラインを割るものなのだが、彼らのパスはシュートがゴールネットに突き刺さるまで延々と続いていった。
あの変態的なボールテクニックも異常だ。まるで眼前に立つ中澤や坪井、中田浩が全く存在しないかのように、彼らのパスは的確に味方の足元に吸い込まれていくのだ。
そしてそんな彼らブラジル代表の選手たちが、本気で尊敬しているジーコという男。
ジーコが四年もの間日本代表に自主性を求めていたのは、ひょっとしてあのブラジル代表選手たちのように凄まじいプレーをして欲しいと思っていたからなのだろうか。
無理です。私が会社中の女性の憧れの人になるぐらい無理。メカマミーvs.鈴木みのるが年間最優秀試合賞を奪うぐらい無理。
ジーコはそんな事すらわからなかったのであろうか?
大体「アジアカップで得た自信」と「右ウィング、加地」以外に何ら日韓ワールドカップ2002以上の上積みが無かったチームである。おまけにシステムは選手に丸投げ。連続出場した選手で四年前以上に状態のいい選手は皆無。それでいて「今大会出場国の中で、最も覇気を感じられない」というチーム状況で、予選突破は不可能だったとしか言いようが無い(セルビア・モンテネグロだってもう少しやる気があったような気がする…)。
かくして私の大会前の根拠の無い楽観は粉々に打ち砕かれ、後にはギスギスした闇の感情だけが残ったのであった。
というか今思うと勝ち点1を奪えたことすら奇跡的だ。南アフリカ大会は大丈夫なのだろうか?そもそも出場できるのだろうか?
オーストラリア(次回よりアジア協会に編入)が勝ち抜いたとはいえ他に決勝トーナメントに進出したアジアのチームは他になく、恐らく次回大会のアジア枠は良くて3.5、ひょっとすると3であろう。
韓国、オーストラリア、サウジアラビア、イラン、中国、ウズベキスタン、UAE、バーレーン、日本……
うひょっ、アジア予選勝ち抜ける可能性結構少ねぇ!
これで北朝鮮、オマーン、カタール、ヨルダン辺りに足元を掬われる事でもあったら本当にヤバ目である。そういえばどう考えても弱小チームのシンガポールに引き分けかけた事もあった。私は小心者なので、一度もう駄目なんじゃないかと思い出すと止まらない。
日本代表も駄目だった、ぽちゃさんとの恋愛も叶う事無くこのままお爺さんになってしまうのではないか…と。

しかしここで諦めてはならない。ここで諦めたら今回の日本代表と私は同じだということになってしまう。
私はあんな調子ブッこいて周りからも梯子を掛けられまくった挙句、自分で屋根からすっ転んで笑われる人生はお断りである。
しかしここでぽちゃさんを散々語り尽くしているくせに実際には殆どぽちゃさんと巡り合えないという毎日を思い起こしてみると、私には日本代表を嘲笑う資格は無い気もする。
私は他人の事より自分の事の方がとても大事だと思っている人間なので、そんな人生は御免被りたい。
例え新生代表オシムJAPANが成功したとしても、川淵独裁体制が続く限り日本サッカー界の未来が危機的状態である事に変わりが無いように、私もここでウダウダ言っているだけではとても未来が見え難い。
やはり大切なぽっちゃり女性を何が何でもGETしなくてはならないと決意を新たにする所存である。

川淵&ジーコJAPANの過ちを反面教師にしなくてはならない。
そう気付いただけでも、私にとって彼らは存在意義があった。
有難う、ジーコ。終わったから言うけどあんたの采配と選手起用、最悪だったぜ。でもアジアカップ2004だけは最高だったぜ!

Vai a merda Ate logo ZICO!


イビチャ・オシム
この人で駄目だったらマジで日本代表は終わりだというぐらい名将である。
心底期待しています。


この記事に対するコメント

>>pinkpink 様
日本代表はてんでバラバラだったみたいです。
勝てませんよねえ…
【2006/07/01 17:39】 URL | ROUNDABOUT #QPJmzeK2[ 編集]

ロナウドのトコの記述は、ぽちゃ云々関係なく、普通にウンウンと頷いてしまいました。そうですよね。
【2006/06/30 04:14】 URL | pinkpink #-[ 編集]


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