ペイオフざんす
日本振興銀行が破綻し、ペイオフが発動された。一千万円以上預金していた方々はお気の毒だが諦めるしかない、ワーハハハ。失礼、心中お察知申し上げたい。
特殊な業態を有し、破綻しても比較的他行や社会に影響が少ないであろうこの銀行は、ペイオフ解禁の意味を世間に知らしめるためには良いサンプルとなるのだろう(そのために選ばれたとも言える)。金融庁にとっては今後のために徹底的に研究対象となるモデルとなる。
しかし今回のペイオフ対象となる三千五百六十人の預金者にとってはとても諦めきれる話ではない。だがリスクに対しての認識が疎かだった事には間違いないだろう。他山の石として、私も怪しい一行に一千万円以上の預金を預けてはいけないのだと心に刻み込みたい。 問題は全く私に貯金がなく、思いっ切り他人事である点だ。 「俺の預金はこれからどう管理していけばよいのだろう」なんて具合に悩んでみたい今日この頃だ。 無人島でぽちゃさんの乳をどう弄り抜こうか夢想しているようなものである。彼女がいないとか風俗がないとかどころか、人間すらいない環境に放り出されたら私はどのように暮らしていけばよいのだろうか。それでも、例え無人島にあっても私は毎日ぽちゃさんを抱く妄想に耽り、愛のメッセージをブログに書き連ねるのだろう。携帯電話と手回し式の充電器さえあれば無人島からでも何とかなるかも知れない。八丈小島ぐらいの、本島から近い距離の無人島ならば、だが。ちなみに八丈小島と八丈大島の間は二キロしかないが、海流が激しいので泳いで渡る事は不可能とは言わないが「絶対やめておいた方がいい」と言う話である。それこそ「日本振興銀行に預金を預けるのはやめた方が良い」と言うくらいのレベルの「絶対」だろうか。 たった一パーセントの金利のために日本振興銀行を選択したお金持ちの皆さんも深く思い知った事だろう。正直定額預金とか、マネーゲームの舞台ではとうになくなってしまった現代日本なのだった。 銀行からは借りるだけ借りて破産するまで待つ。 これが賢い現代人の方法論かも知れない。 いずれにせよ今回一千万円以上預金していた方々の超過分のお金はほとんど還ってこない事が確実な情勢である。「朝銀には日本国の公的資金を投入したのに日本振興銀行は放置かよ」と言う声もあるが、まあ仕方がない。どこかの組織がまずはじめに犠牲にならねばならなかったのだ。 どうせ消えてしまう預金なら私のブログにでも投資してくれないだろうか。五十万円も貰えれば心から感謝するのだが...どうか。
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