誰か私にもタブレットPC頂戴
iPadの一人勝ちが続くタブレット市場だが、各社Android端末をリリースし始めており、企業としてはAppleの大勝であってもOS別だとiOSとAndroidの拮抗した戦いになってきている。
更にWindows7端末もオンキヨーから発表されるなど、商戦はますます活性化の一途を辿っている。オッパイではない、オンキヨーだ。ここの辺りは間違えてはいけない。ただそれはともかく、PCと携帯端末だけでも十分な気がするのに、人生、生活の上で更にタブレットPCも必要なのかと言うと結構疑問だ。それにタブレットPCは基本的にメインとなるPCとの連携が重視される。単独で独立し切ったシステムとは言えない所が現行のタブレットPCの欠点だ。
つまり本妻ぽちゃさん、愛人ぽちゃさんが存在する状況で更にセフレぽちゃさんを必要とする意味があるのかと言うお話である。90年代に落合広澤清原石井江藤と主砲を穫りに行ってしかも全員大してそんなには活躍できなかった球団があったが、何でも数が有れば良いという話ではない。プロレスリング・ノアに大勢いた集客能力皆無のベテラン軍団と同じである。 iPadでどうにも気になるのはやはりFLASH非対応な点だろう。対応していないという事実だけでも購買を躊躇させるのに、Appleと言う一企業の独断でFLASHを締め出していると言う姿勢が気に食わない。 これはFLASHだけの問題ではない。私がAppleを支持できない理由はハードとソフトの両面を自社でコントロールするために全く市場に対して開かれていない閉じた姿勢にある。この独善的で身勝手な暗い企業体質は実のところAndroidのGoogleもWindowsのMicrosoftも全く同じなのだが、アプリケーション開発まで完全な認可制を貫きしかも基準が曖昧な独裁性を強めるAppleのやり方はあまり認めたくない。 女の子を好きになるのは我々自身の意志が一番要素なはずだ。「今一番かわいいのはお洒落でタイトなスカートが似合うぽちゃさん」みたいな感じで誰かに誘導されて決めるものではない。嗜好や方向性まで作り手の側が決定し、支配しようとするいかにもアメリカ的搾取型企業姿勢は私の趣味ではない。例え悪趣味でも自分の意志で乳のないガリガリに痩せた骨女を好きになる男の方がまだましだ。 さて、とは言うものの、それはそれとして、タブレット型のデバイスが魅力的である事は間違いない。 iPadもWi-Fiタイプが売れているようだが、携帯回線と繋がっていなくてもあまり問題はないだろう。気楽に持ち運べて、大きな画面でアプリを起動し、動画をチェックするだけでも十分な存在価値がありそうだ。ただ携帯やスマホで出来ることを無理にタブレット型デバイス上で動かさなければならない必然性もこれまたそんなにないだろう。 週刊アスキーのコラムを読んでいると私たち読者も新鋭機器に囲まれていないといけないような錯覚に襲われるが、現実にはそんな事はない。要は自分の趣味を一番優先させればよいと言う話だ。
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