屠れ五月病
メディアインタラクティブの調査によると、この四月に新社会人になった新人社員の約一割が「もうこの会社を辞めたい」と思っている事が判明した。
それはそうと私は「メディアインタラクティブ」なる会社を聞いた事がないので「メディアインタラクティブの調査によると」も何も、「その前におめー誰?何なの?」と言う気分であるわけだが、まあいいだろう。問題はそこではない。夢と希望に満ちた社会人一年生の皆様が、もう既に一割、精神的に脱落しかかっているという話である。
思うに彼らのソウルジェムもあっという間に濁り腐ってしまうのだろう。糞野郎のキュゥべえに狙われなかっただけ運がいいと思うしかない。 そう思うとアディダスジャパンの新人女性社員が自分の所属する店に新婚の奥様を連れ恐らく挨拶に来たのであろうヴァンフォーレ甲府所属のFWハーフナー・マイク(アディダス専属選手)に対し「そいえば今日マイクハーフナーが来た。ビッチを具現化したような女と一緒に来てて、何かお腹大っきい気がしたけど結婚してんの(^ω^)??」とTwitter上で呟いたところ一気に拡散してしまい顔バレ素性バレの挙げ句アディダスジャパン公式HP上でお詫びの文章が載ってしまうまでの騒動になってしまい、「もうこの会社を辞めたい」どころか会社の方から「もうこの会社を辞めて貰いたい」と思われるまでの存在になってしまった間抜けなアホ新人もいる。ブログや過去のTwitterでも傍若無人の振る舞いを続けている事が判明し(例:「伊勢丹社員が身内にいるので聞いてみたんですが、オシャレゴリラは既に内定取り消されているようですよ。」「えー(°д°)!!あたし的には社内で後ろ指さされながら生きてってほしかった!」)、今や時の人である。実名も就職先も学歴(これがまたかなりいい)も隠さずブログで週の自慰日数を書き込むなど、かなり困った人物であるのだろう。しかし笑えない。私も過去の発言を掘られて身バレでもしてしまったらかなりピンチな状況である事はこの新人さんと同じである。他山の石として教訓としたい。 そんなわけで話が逸れたが、戻すと「たくさんの新人が会社や未来に希望を見いだせず、失意の海に溺れている」わけである。 生きることはまことに苦しく辛い。世を呪い人を呪いそれでも生きたい。どうか愚かな儂(わし)に免じてと、もののけ姫に出て来た長のおっさんも訴えていた。しかし現実という時は刻々と流れていく。辞めたいぐらい辛くても、逃げ出さず歩み続けている若人にエールを送りたい。 絶望に身を寄せる若き男よ、ぽっちゃりした肉体を愛でるが良い。さすれば希望は生まれよう。 私からのメッセージはこれだ。読売新聞2011年5月1日号のコボちゃんに教えられるまでもなく人には生き甲斐が必要である。会社を辞めたい新人社員の一割の中には、どこで何をしても辞めたくて仕方がない愚図BOYSorGIRLSが混じっている事は間違いないだろうが、多分、ちょっとしたきっかけで頑張れたりする人も多いはずだ。 大好きな女の子を作るだけで希望が蘇るかも知れない。人とはそんなものだ。大好きな子をいきなり見付けろと言うのも難しい話なので、では、大好きになれそうなかわいらしい女の子を好きになろうという風に心掛ければ良いのではなかろうか。まずは形からで構わない。ぽちゃさんは考えるまでもなく可愛らしい存在であるからして、ぽちゃさんを好きになれる君ならばきっと幸せを掴むチャンスも訪れるはずだ。信じる心こそ、希望である。 女の子はどうすれば良いのか。 絶望に身を寄せる若き女の子よ、ぽっちゃりした肉体を纏うが良い。さすれば希望は生まれよう。 つまり女性は豊満な肉を着込み、愛くるしさをアップさせれば幸せに近付けると言う事だ。たくさん食べればストレス解消にもなるだろう。もりもり食べて元気を出して、男に可愛がられる。全く隙のない理論である。完璧だ。 「人は見た目が全てなのか?ぽっちゃりしてさえいればそれでいいというのか?」と思う方もおられようが、いいのだ。 まずは形からでも構わないだろう。人はそこまで愚かな存在ではない。肉や乳を見ていただけの男もいずれ女性の内面の美しさに心奪われる瞬間が来るはずだ。女の子は、それを見逃してはならない。 はっきり言うと、会社におけるやり甲斐や希望なんて、大好きな君を手に入れる事に比べれば相対的に小さな存在に過ぎない。 労働が下らないと言っているわけではない。愛こそは労働の素晴らしさを凌駕すると言う意味だ。だから仕事で辞めたいと唸って挫けそうになっている君がいたら、ぽっちゃりした肉体を通して愛という希望をGETするべきだ。それだけで未来の可能性は大いに広がるだろう。 それでも冷静に考えて「この会社はヤバイ」と感じたら洗脳されて染められる前に逃げ出してしまってもいいだろう。世の中には本当にブラック企業としか言い様のない企業もたくさんある。 結論は、まず愛を念頭に置き暮らすべきだと言う事だ。陳腐な言葉だが、愛がないと人の世は酷く暗くて狭く、苦しい。 愛があれば会社がどうであろうが-無職だろうが-希望は見える。 そのためには人類皆ぽっちゃり化計画も悪くない。ぽちゃさんは正義である。私はそれを知っている。 可能性はあらゆる未来に繋がっている。辛ければ会社を辞めてもいいが、辞める前に、ちょっとだけ猶予が欲しい。 この四月に新社会人になった新人社員の約一割が「もうこの会社を辞めたい」と思っているという。 前を見て歩けば明日は見えるはずだ。 その先にあるものが麗しき肉塊の女体であるならば、私はそれ以上何も言う事はない。
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