さあ真夏は熱い食べ物を食べよう!
暑いのに食欲が特に衰えず、しかしながら冷たい飲み物を大量接種しているのでお腹がピーピーゴロゴロ喧しい昨今の私である。
ぽちゃさんも夏が暑いぐらいの理由で飲食を控えていたらそれはもうぽちゃさんではないだろう。冬はあたたかいものを心ゆくまで食べ、夏は暑い暑いと悶えながらも胃袋を満たす。それこそがぽちゃさんがぽちゃさんである証である。
骨女じゃあるまいし、暑いぐらいで摂食活動が衰えていたらぽちゃさんはぽちゃさんでなくなってしまうのだ。
「今日は暑いから采配を振るいたくない」と尾花監督が言い出したらどうなるか? 「今日は暑いから解散延長」と菅直人が言い出したらどうなるか? 「今日は暑いから福島第一は放置」と東京電力が言い出したらどうなるか? 「今日は暑いからベノワ・デヴィッドはクビ」とクリス・スクワイヤが言い出したらどうなるか? 「今日は暑いから競泳パンツを履かない」と北島康介が言いだしたらどうなるか? 「今日は暑いから結婚式は中止」と神父さんが言い出したらどうなるか? 「今日は暑いから逃げない」とツインターボが言い出したらどうなるか? 「今日は暑いから借りていた金の事は忘れてくれ」と長州力が言い出したら佐々木健介夫妻はどうなるか?
ぽちゃさんは暑いぐらいで食欲は衰えない。衰えたら痩せてしまうはずだ。 勿論身長160センチ体重98キロバスト128センチJカップの子が食欲不振で体重90キロになったら「暑さで食欲不振に陥った」と言っても間違いないだろうが、普段98キロなのに夏だからと言って8キロも痩せる子は正直あんまり見た事がないし、だいたい98でも90でもぽちゃさんには変わりあるまい。 従って一部の例外を除いてぽちゃさんは夏だろうが暑かろうが大抵の場合ぽちゃさんのままである。 ぽちゃさんの皆様はどうせ夏でもたくさん食べるのならば、体に気を付け、冷たいものを飲み食いし過ぎて腹が壊れないよう留意せねばならない。 思うに「夏だから冷えた食べ物を食す」と言う発想がそもそも間違っているのではなかろうか。かき氷やアイスのような元来冷たい食べ物はわかるが、冷やし中華とか何の存在価値があるのかと私は問いたい。 「そんなもんお前の好みの問題じゃねえか」と言われれば確かにそんな気もするが、「冷たいカレー」とか「冷たいチャーハン」とかそこまでして本来暖かさが売りの飯を食してどうするんだと私は訴えたい。 暑くても元気にもりもり健康的に食を太く保つ事によってぽちゃさんはその姿を維持できる。 どうしても冷やしそうめんやざるそばが食べたいのなら止めはしないが、そんなカロリーの低そうなメニューを毎日続けてただの標準女になったとして何になるのだと、強く警告したい。 人の世で目立つ事は難しい。誰もが浅田真央や松田聖子のように自らをアピール出来るわけではない。そんなに個性に満ち溢れた人間などいないのである。 ぽちゃさんはぽちゃさんであるだけで「愛らしい」「可愛らしい」「あたたかみがある」「振る舞いに余裕が出る」と言ったようなメリットを享受出来るので、自ら捨て去る事はないのだ。コマロ王子風に言うとないのら。熱かろうが何だろうが摂食活動に励み、私の理想体型であり続けられるよう頑張って頂きたい。 と、思っていたら関東地方に大雨が到来、涼しい天候になってきた。放射能もたくさん含まれていそうだがそれはここでは忘れておこう。 取り敢えず気温は低下した。これで益々元気にバリバリ食べられるはずだ。 さあ、箸を持とう。とにかく食べて肉を維持する。それが麗しい個性を保つ方策の一つである、と、多くのぽちゃさんたちは肝に銘じて欲しく思う。
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