激動の時代
私が今更一々言うまでもないが今年は災害の年だ。
昨日の台風は神奈川県民的に久し振りの大型台風といえるが、全国的には東日本大震災から先日の台風12号に至るまで凄まじき災害の一年であった。もっともまだ三ヶ月残っているけど。
そして天災のみならず最悪級の人災の年でもあった。言うまでもなく東電福島原発事故の件である。特に反省もなく同じ体制を維持しようと官僚も東電も頑張っているが、やはり無理がある。食べて痩せるダイエットぐらい無理がある。ふくよかなぽちゃさんが痩せる事で魅力的になれると信じるぐらい無理がある。丸いからかわいいのだ。これがわからないと不幸になるぞと世の女性方には心から申し上げたい。野田政権も台風12号、今回の15号と傍観者に徹し(本当に初動が遅いよなこの政権)、延期した国会では裏技を駆使し機能停止を継続している。変わらない民主党の象徴のような動きだがそうはいかない。 野田首相の支持率は余り落ちていないのに民主党の支持率は低いままだ。次の総選挙まで民主党政権が続くのはもう仕方がない情勢なので、野田のまま穏便に終わって欲しいという国民の意思を感じる。誰もが誰も、いつまでも振り回されてばかりではいられない。 原発に関しても大掛かりな、それでいて決して今までのような左翼主導ではない、反原発デモの萌芽が感じられる。 「原発事故が起こってから原発の危険性について騒ぎ出す奴は馬鹿だ」と言う意見もあるが、原発事故が起こっているのに原発の危険性について騒ぎ出さない奴も同じように馬鹿だと思う。事故は起きたのだ。前提が崩されてしまった以上、変わらないボクと君の幸せの日々を続けていこうよとはいかない。その辺はふたりはプリキュア Splash☆Star打ち切り事案ぐらいシビアなのだ。デモが全ての手段ではないが、私たちは北朝鮮や中国の民のように愚政に屈してばかりではいられない。平成二十三年は日本国史におけるターニングポイントとなるのだろう。 ぽちゃさんが中心となる世の中もいつの日か訪れるかも知れない。人も世も変わっていく。私たちは激動の時代に生きている。
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