うっちゃれ大相撲
ついにというかようやくというか日本相撲協会の北の湖理事長が辞任を表明した。 ていうか遅いよ。晩節汚しまくりだろ北の湖といった感想である。自分たちの協会が頼んだ抜き打ち検査の結果を自分の部屋の力士が絡むと疑うとか、正直人間として最悪である。
自分に火の粉が降りかかると逃げるだなんて...あの強い北の湖がこんな男になるなんてがっかりだ。子供の頃の私が抱いた憧れの心を返して欲しい。 力士たちも色々困惑しているようだ。 「抜き打ちの薬物検査だなんて...親方衆は俺たちを信用していないのか。それに俺たちはプロ、命を削ってやっている。俺はやっていないが大麻はともかく別にドーピングぐらいなら使用しても構わないと思う」
こんな風に、怒り心頭の力士もいるらしい。 って、誰だか知らないがこの力士も相当おかしいな。信用しているもしていないも何も実際二人引っかかってしまったわけだし、それ以前の問題としてジミー鈴木じゃあるまいしドーピング容認とか時勢が理解できていないとしか言いようがない。構わないわけないだろ。常識的に考えて。それとも私の考え方の方が間違っているのだろうか。 毎日新聞だとこんな記事もある。 "露鵬、白露山には尿検査の2、3日前に何をしていたか聞いたが、2人とも混乱して覚えていないと話していた。吸引については2人とも否定した" アリバイになってねえ。大相撲関係者ってひょっとしてこんな人たちばかりなのかしら。少しばかり頭の弱い人たちばかりである。もっとはっきり言うと皆さんバカ過ぎ。北の湖も「自分のところの二人を信じたい」と、アンチ・ドーピング機構の出した結論を認めたくない発言を繰り返しているし、どうにも今回の騒動にはまともな大人が登場しないのが気になって仕方がない。誰も彼もが微妙におかしい。大相撲協会とはやはりこんな人たちしかいない組織なのだろうか。 「これは陰謀だ」とか、おかしいだろう、言っている事が。 もちろんもし本当に陰謀だとしたらある意味面白いが、それはそれで問題だ。少なくともNHKは放送打ち切りするだろう。財源もパーだ。自浄作用がない団体はこうなる、という悪い見本のような顛末である。 ぽちゃさんは素敵な存在だが、男のぽちゃさんは総じて頭が悪いのかもしれない。 これは発見だ。確かに私の身の回りのぽちゃ男たちは、私自身をも含め鬱陶しい野郎が少なからずいる。 だがしかし、では痩せている男は鬱陶しくないのかというと、痩せていようが鬱陶しい男は多くいるわけで、これは体格とは関係のない問題なのかもしれない。 「男とはそもそも鬱陶しい存在である」 この辺りが案外と正しい答えなのだろうか。「それは極論だろう」と思われる方もおられようが、しかし実際問題阿呆な男は多い。ましてや相撲取りなんてハードスコイとか言ってメシ食って土俵で乳繰り合うのが仕事である。あまり頭脳的な商売とは言えない。 こう考えると全く「性別の違い」とは重要なファクターだ。ぽよぽよした女の子の何と愛おしい事よ。大相撲なんて見ていられねえという気分である。 しかし本当、権威とか伝統なんて言うものは簡単に消え去ってしまうものなのだなあと言うのが今回の(そしてここ十数年の)大相撲界の迷走を見て思う感想である。能や歌舞伎は国民的娯楽から乖離し一種の伝統芸として現世に残っているが、相撲も大衆スポーツではなくなるのかも知れない。プロレスがそうだったように、隆盛とは長くどこまでも続くものではないのだ。 これは今回の大麻だけの問題ではない。 責任を負う事に臆病な大人の情けない姿が、断罪されようとしている。 こんな事が続けばぽちゃさんは女性だけで十分な世の中なのだ。 それでも、だ。個人的にはそれでもいいが、やはりせっかく続いた大相撲、何とか立ち直って欲しい気持ちも残る次第である。 格闘技の世界だ。新弟子をしごく事はまだ弁護出来ても、大麻やドーピングが許される世界であっていいはずはない。そんな脳味噌も有していないバカの裸踊りでは見る気も失せる。 時代の流れぐらいは読んで欲しい。そしてまたムーブメントを生み出して貰いたい。 大相撲は、とても面白い日本の誇るエンターテイメントなのだ。 こういう文化を当事者が大事にしないでどうすると訴えたく考える私だった。 ところで今回のトップ画像の子はまわしを穿いている絵のつもりだったのだが、よくわかりませんな。ドンマイ自分。次はきっといい絵が描けるさ。
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