反逆せよ、小さな人類
地球温暖化でこの先どうしようと憂い続けてきた我々地球人類だが、この20年太陽活動が弱まり特にここ数年太陽風が劇的に減少、先月にはこの百年間で最も太陽の黒点が観測されない期間となり、実は逆に地球寒冷化の始まりなのでは?等と議論が成されているという。
確かにこの数十数百年地球は温暖化に向けて進んでいてそれとどう向かい合うかが今後の重要な課題だったはずなのに、気紛れな太陽の気分一つで暑くなったり寒くなったりするなど、正しく人間とは大自然に翻弄される小さな生物なのだなあと思うしかない。 そう、人間は小さな存在なのだ。 お腹も胸もお尻も太股もびっしりお肉の詰まったジャイアントボディ女体であっても小さいものなのだ。
アンドレ・ザ・ジャイアントやジャイアント馬場が如何に巨人であったとしても、地球スケールで考えればとても大きいとは言えない。例えばマリアナ海溝の最深箇所は水面下11034メートルとされている(*)。アンドレは身長223センチメートルが公式発表だった。つまりは2.23メートルである。アンドレが4948人縦に繋がってようやく水面に顔を出す計算だ。あんなに大きな人間でも地球規模で考えればそんな程度である。これが馬場だと5380人、私だと6416人分必要となる。大相撲春場所における大阪府立体育会館(第一競技場)の収容人員が約6500人強だから(昔から10000人とか7000人とか言われているが、実際はそんなところだろう)、大入り袋が出て館内がむせ返る程に私が詰めかけねばマリアナ海溝一つにも勝てはしないという事だ。自分で言うのも何だが私が6500人近くも集まったらさぞ気持ち悪い風景だろう。 これが青木りんだったらどうだろう。公式発表だと身長158センチとある。ちなみに公式で体重72キロとされているが、まあまあ正直な数字と言えるだろう。松金洋子なんて身長163センチ体重46キロが公式サイズだった。嘘吐けこの野郎である。やはりこういうところを見ても青木りんは素晴らしい。そんなわけでそれはそうと計算してみたが1マリアナ海溝 = 6984青木りんと結果が出た。約7000である。7000人の青木りんか。壮大な光景だ。一人ぐらい間違えて私に惚れてくれないものだろうか。 ここで7000という数字について調べてみたところ、去年富士スピードウェイで行われたF1日本GPにおける仮設席の内約7000席が席からレースが見えない(マシンが走っている姿を視認出来ない)欠陥席だったという。結局富士スピードウェイは7000席分のお客さんに総額約3億5千万円を払い戻ししたんですって。見えない座席があって問題となったのは聞いてはいたが、7000席もあっただなんて知らなかった。おじさんびっくりである。ていうかやはり欠陥サーキットとして昔から有名な富士スピードウェイらしい微笑ましいエピソードである。死角席というと大阪ドームが有名だがぶっちぎりで富士の勝利と言えるだろう。いくら世界最悪のイベント施設である大阪ドームでもそこまで酷くはない。 7000とはそれだけスケールの大きな数字なのだ。それ程までの青木りんが集結しなければ太刀打ち出来ないマリアナ海溝に私たちは深く敬意を払うべきだろう。 そんなでっかい地球ですら太陽活動の増減で強く影響を受ける。では大地に這いつくばるゴミのように小さな我々人類にどれ程の存在理由があるというのであろうか。 どうせ小さな存在ならば、悔いの無いように自分の思うがままの人生ロードを突き進むべきでは無かろうか。 ぽちゃさんと汗だくになりながら愛し合う暑さ。これは太陽なんかがギラギラ輝く暑さに負けないぐらいの熱量を持っている。愛は太陽より偉大だという事だ。太陽より偉大という事は、太陽風で一々環境の変動する地球より偉大という考え方と同義である。つまりぽちゃさんとの愛は太陽系レベルの宇宙活動以上の価値を持つと私は提言したい。 ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ下らねえ。 必死で面白い文章を考えようとして散々長文になった挙げ句出てきたものがこんな駄文だなんて自分でも中々書いていて辛いものがある。でもいいんだ、ボクは挫けない。ぽちゃさんを愛している、ぽちゃさんを愛するという自分の信念が「ROUNDABOUTよ、お前は間違っていない、ああ、間違ってなんかいないともさ」と背中を後押しするのだ。岡本太郎の激励がジミー大西に画家への道を決断させたように、真っ直ぐな心は男の意志を決定付ける。だから負けずに敢えてもう一度書こう。ぽちゃさんを愛する想いはこの地球より重いのだ、と。 マリアナ海溝が何だである。黒点活動がどうした。温暖化の最中であろうと、寒冷化の渦中であろうと、そんなものでポッキリ折れる程男の精神とは脆いものではない。 しかし、だ。今改めて調べてみたら...というかWikipediaに載っていたのだが、マリアナ海溝の一番奥から更に地球の中心に到達するためには更に6366.4キロメートル突き進まねばならないのだという。 最深部に潜っても、まだ地球中心までの578分の1までにしか到達していないという計算になる。 うおおおお、である。やはり地球はスケールが大きい。軽々しく「私の想いは地球より重い」なんて口にしてはいけないのかも知れない。 だがそれでも敢えて宣言したいのだ。私のぽちゃさんへの想いは地球スケールなのだ、と。 君に証明したい。 海よりも深く愛されたいぽちゃさんがいたら是非とも名乗り出て欲しい。地球レベルの恋愛をしようではないか。 それぐらいの愛を示せる男なのだと、証明したい気分で満々なのだ、私は!
(*)-今調べたら現在ではマリアナ海溝で確認が取れている最も深い部分は11034メートルではなく10911メートルとされているらしいが、もう一々計算し直すのも面倒臭いのでこの文中では訂正しない事とする。
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