埼玉西武ライオンズ優勝に学ぶ
ミラクル元年 奇跡を呼んで 獅子よ 吠えろよ 限りなく ライオンズ ウォウ ウォウ ウォウ ライオンズ
松崎しげるの咆哮が耳にこびり付いて離れないのだ。作詞:阿久悠、作曲:小林亜星という最強昭和タッグでもある。埼玉西武ライオンズ優勝記念便乗セールに付き職場に併設するスーパーで一日中流れているので洗脳されそうな勢いだ。 そういえば横浜ベイスターズとか言ううんこみたいなチームもありましたっけね。えっ、とっくの昔にセントラルリーグ最下位が決まっていたんですか?流石ですねハハハである。
それにしてもライオンズは前身の西鉄時代から通算して21度目の優勝だという。我が横浜は大洋時代を含めて2度、傍系の松竹ロビンスを無理矢理含めても3度にしかならない。そして私がプロ野球に関心を持ってからの優勝回数はライオンズ16回。横浜球団は1回だ。 神様は不平等である。私と同い年で同じプロ野球観戦歴を持つ西武ファンは私の16倍の喜びを得ているわけだ。何なのだろうかこの差異は。考えてみて欲しい。自分の付き合ったぽちゃさんの16倍の人数と付き合った経験がある男がいたとしたらどう思われるだろうか?後ろから稲妻レッグラリアートを後頭部にヒットさせても罪には当たらないのではなかろうか。 公平な人生を人は歩めない。私はまた真実を学んだ。 そんな事を考えていたら万引き目当ての外国人がウロウロ眼前を徘徊している。しかし手出しは出来ない。日本の法律だとこういう輩を無理矢理捕まえるわけにはいかないのである。なので監視しつつ牽制するしかない。 ああー、鬱陶しい。余計な仕事をさせるんじゃない、である。こういうクズに人権など要らないのではなかろうか。適当に罪をおっ被せて強制送還してしまえばいいと思うのだ。顔つきと喋り方からして日系人ぽいので、永遠に日本の土を踏むな、犯罪者は自分の国で大人しくしていろと伝えたい。私たちの美しい日本に汚れた人種は必要ないのだと、差別心剥き出しの酷い言葉を伝えてみたく思う。私も小さな大人なのだ。 そんなこんなでちっとも祝勝祝賀モードになれない私。しかしまあ考えてみれば当然の話でもある。私は別に西武ファンでも何でもない。なんで応援しているわけでもない球団を祝ってあげねばならないのだと言うのが本音である。 しかし刷り込み作業とは恐ろしいもので、一日中脳に松崎しげるの絶叫が叩き込まれている内にあら不思議、一緒に「陽は昇り 風熱く 空燃えて 地平を駈ける獅子を見た」「アーアーアー ライオンズ ライオンズ ライオンズ」なんてハモっちゃったりしているのである。サブリミナル効果と言って映画のフィルムに1コマか2コマぽちゃさんの裸体画像を混ぜておくと映画館を出た時無性にぽちゃ風俗に行きたくなる、たる都市伝説があるが、これも同じようなものだろうか。 例えば青木りんのDVDに数カット、視認出来ない程の僅かな時間ガチホモ無修正画像を混ぜておいたら私も男色に目覚めるのだろうか。 恐ろしい。男を見て性欲溢れるぐらいならゴステロとSPTでタイマン張った方がマシである。しかし人間の脳とはそうやって騙されるものらしい。私もひょっとしたら洗脳されて横浜ベイスターズから埼玉西武ライオンズに鞍替えしてしまうのかも知れない(その方が幸せになれる気がするのも頭に来る現実である)。 しかしものは考えようで、逆に世界中の人類をサブリミナル効果でみんなぽっちゃり愛好家にしてしまえば良いのではなかろうかという気もする。やられる前にやれ、攻撃は最大の防御なのだ、なのだ。残念ながら退任される事となった我らが世界の王貞治大監督(*)もホークスを攻撃型の強豪チームに育て上げた。 アメリカのシーウルフ級やロシアのアルファ級なんて原子力潜水艦と言うだけでも物騒なのに「攻撃型原子力潜水艦」である。どうだろう、とてつもなく敵に回してはいけない恐ろしさを感じまいか。 また宇宙一格好いいモビルスーツというとリック・ディアスだが(僅差の二位はズゴック。面倒臭いので異論は認めない)だが、こちらも「攻撃用MS」である。F91に出て来たベルガ・ギロス(やはり格好いい)やVガンのコンティオ(強そう)なんて所も攻撃型だ。 攻撃的存在は勝利の招き猫なのかも知れない。いやきっとそうだ、そうに違いないと確信する次第である。 松崎しげるの歌声が教えてくれた。洗脳は武器になるのだと。 人間はいくつになっても学び重ねる存在である。得た知識をどう活用して知恵とするか、深く考えて我が肉としたい。執拗なまでにぽちゃさんの素晴らしさを訴えて世間にアピールすれば、世界も変わるのではなかろうか。知識は重なり、知恵となる。実行する事が知恵そのものだ。 近所の県営団地に青木りんのブロマイドをポスティングするのもいいかも知れない。2ちゃんねるに大量の騙しリンクを貼ってBBWポルノサイトに誘導するのも一つの手だ。少しでも多くの人の眼がぽちゃさんに向けられれば、それは変革の一歩と言える。 正しくこれは革命だ。 プロレタリア-トは束縛の鎖以外に失うものはない。諸君には勝ち取るべき世界がある。全ての諸国のぽちゃマニアたちよ、団結せよ。 (カール・マルクス & フリードリヒ・エンゲルス、「共産党革命」より) うーむいい言葉だ。 えっ、共産主義は失敗したんじゃなかったっけ、ですって?うん、それが問題なのだ。 革命はいつの世も最終的には失敗する傾向にある。前人の失敗を糧に、今度こそ間違いのないぽっちゃり王国を樹立すべく人民は努力するべきだろう。 西武ライオンズに負けぬ強い存在を確立せねばならない。松崎しげる以上の説得力が求められているのだ。 全ての人々をぽっちゃりの世界に誘(いざな)う歌声を。 大切なテーマとして、熟考していきたい。
(*)-私は横浜ファンだが、それとは無関係に王貞治信者である。
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