若ぽちゃか熟ぽちゃか、それが問題だ
瑞々しい若きぽちゃさんと、大人のスメルを撒き散らす熟ぽちゃさんとどちらが最高か?人類に課せられた重いテーマである。
「ガキなんて興味ねーな」と大人の男を気取るのがハードボイルドの条件だが、困った事に男は基本的にロリコンが多いと来ている。当然私もその気があるわけで、援助交際でおっさんが捕まってしまうニュースを見る度に「とんでもない奴だ、けしからん。しかし羨ましい限りじゃのう」なんて思ってしまうわけだ。
しかし肉感溢れるお姉さんもスグレモノである。大人の女性がしっとりと包み込んでくる感触なんて最高だ。つまり若くても若くなくてもぽちゃさんは素晴らしいという結論になる。 それはいい。ビシッ!(シャア・アズナブル:談) しかしそうなると若ぽちゃの良さも熟ぽちゃの良さも同時に所有するぽちゃさんを追い求めたくなってしまいたくなる。野球選手なんかベテランになると「ああ、今の技術にプロ入りした頃の体力があれば俺はもっと凄い成績が残せるのに」と臍を噛むと言うが似たようなものだ。子供的なピチピチ感と大人のおしとやかさを兼ね備えるぽちゃさんがいれば最強である事は間違いない。 どれぐらい最強だろう?デューク東郷ぐらい強いのだろうか。しかし一言で最強と言っても色々ある。例えば史上最強のバイクと言えばスーパーカブだが、「欲しくて欲しくて堪らない」かと問われればそうでもない。私は既にホンダ・Dioを持っている。軽自動車のモコもあるので流石に必要ない。これがぽちゃさんだったら欲しくて欲しくて堪らないわけで、その辺が通常の「最強」と一線を画すと言って差し支えないだろう。 では若ぽちゃと熟ぽちゃ双方の魅力を同梱するパーフェクトぽちゃさんとはどうすれば会えるのだろう。 物理的には「不可能」と言える。何故ならば熟していないから「若ぽちゃ」なのであり、若くないから「熟ぽちゃ」なのだから。この二つの異なる属性を同時に一人が持つ事は出来ないのである。残念だ。ああ、神は冷たい奴だとしか言い様がない。しかしこれは現実である。 *若ぽちゃさんを恋人にして熟すまで待つ *熟ぽちゃさんと少年少女のように熱く愛し合う この辺りが現実的な解決策というか落としどころだろう。 それにあまりパーフェクトな理想を女性に押しつけるのは良くない。 考えても見るがいい、女性が「私の理想の男性は身長185センチ以上25歳以下の筋肉質で学歴は最低でも中大法学部まで。年収は最低でも1200万円で長男は不可。お金の管理は私に全て任せる事。家事も手伝ってくれて私の遊びに干渉しない性格だったらいいわね」などと言い出したら側頭部にローリングソバットを連射されても文句は言えない所だ。 私たち男性サイドからしても無理に理想を異性に追い求めるのは良くないと断言出来よう。他人に無理を強いるのは良くない。ましてやギャルと淑女の良さをハイブリッドしたぽちゃさんを求めようなどと「無理言うなバカ」の世界である。 完全な人間はいない。 私たちは脳にこの当たり前の事実を叩き込んで生きて行かなければならない。 恐らく人と人はお互い不完全な存在だから、心の隙間を埋め合うために愛し合うのだ。何の根拠もないが絶対的な確信がある。そうでなければ愛にはどれ程までの意味があるというのか。 「若くてもそうでなくてもぽちゃさんは素晴らしい。なので遠慮なく私の恋人になって下さい」 ああ、いつもの結論。我ながら本当に成長しない男である。でもいいのだ、真実の想いなのだから。 とにかくぽちゃさんは最高なのだ。 この事実さえしっかり理解していれば、私たちは間違いなく幸福なのだと信ずる次第なのである。うん。
|