やはり中途半端はいけないなあ、と思ったのです。ええ。
今日は昔の会社の知り合いに会って話をしてきた。その中で私の在籍当時仲の良かった後輩が結構出世したと聞いてチョッピリ複雑な気分なのである。
二度と戻りたくはない会社だが、知っている奴が、自分がおん出た会社で頑張ってマネージャにまで上り詰めたというのは実に嫉妬的感情が芽生えるものである。 でもやっぱり冷静に考えるとあんな霊感商法にまで手を出し始めたようなブラック企業(最悪でしょ?)には絶対戻りたくないわけで、「凄いなあ」と思う反面「いい加減早く辞めた方が良いんじゃないかなぁ」とも感じるわけだ。
マネージャになっても給料は増えないし拘束時間は1.5倍だしただでさえ少ない休日は月2日あるかないかになるし、正直あまり羨ましくはない。社員定着率は極めて低く、マネージャの離職率も極めて高い。 しかしもし彼が例えセネガルいや違った今後(コンゴ)結局会社を辞めてしまったとしても、私のように下っ端のまま飛び出た男とはやはり立場が違うわけだ。「それなりに出世したけど辞めた」と「ペーペーのまま辞めた」とでは大分違う。 ぽちゃさんとの恋愛もそうだ。やれるだけの事をやった人間は、恋の行方がどちらに転がろうと後悔はしないものだ。その辺何をやっても中途半端という自覚がある私は辛い。皆様も真っ白に燃え尽きるような生き様をしていると胸を張って言えるだろうか。正直そんな人生は送っていないなあと言うのが自分に対する素直な評価である。 中途半端は良くない。 うちの契約しているプロバイダも経費節減で正社員を切り捨てテレフォンアドバイザーをアルバイトに切り替えたが、お陰で全く知識のない人間が電話応答に出る事となってしまい非常に迷惑している。 昨日、私がいない時に我が家のリビングに鎮座している東芝コスミオのメール機能が外部と繋がらなくなったのでうちの母が電話して解決法を聞いたのだが、パソコンの設定をさんざんいじらせた挙げ句「直りませんか。おかしいですねえ」の一言でサポートを打ち切ってしまったのだという。打ち切るなよ、オイ。 ちなみに帰宅してそういう話を聞いたのでルーターの電源を一旦切り離してリセットしたらそれだけで万事解決、復旧した。別に私がネットワークに詳しいわけではない。ネットに繋がらないのだからルーターを疑うのは当たり前である。それぐらいわかっている人間を電話口に置け、と言いたい所だ。 しかしながらうちの会社もお客様相談センター員は全員パートさんだし、経理係も正社員無しでやっている。重要な部署をアルバイトに任せるのはまあいいとしても、「彼らは正社員じゃないから」という理由で本部も上司も厳しく指導はしないのだ。それではまずいのではないだろうか、と思うが世の中そんなものなのかも知れない。中途半端が幅を効かせる時代なのだ。 そういえば平塚の県立高校で馬鹿な格好をして受験してくる中学生を不合格にした高校の校長が処分されたけど、義務教育でもあるまいしおかしな連中の入学を拒否して何が問題なのか全くわからない。「見た目で問題児だと判断したから落とした。何が悪い」と開き直れば良いではないか。人を見た目で判断する事が問題なのだろうか。しかしちょっと目つきが悪いとか返事をしないとか、その程度で人間性を判断するのは早計かも知れないが、一別しただけで問題児だとはっきり理解出来る程おかしな見た目と行動だったから不合格にされたのではなかろうか。中途半端に人権配慮などせずに「お前は駄目だ」と教えてあげる事が大切だと思う。 入学規定に「十分な点数を取っていてもそれ以外の理由で不合格を宣告する事はあります」と最初から書いておけばいいだろう。 徹底する。やり遂げる意志を持つ。 好きなぽちゃさんが出来たらお友達でいいやなんて諦めず自分のものにする。 やっぱり男はそれぐらいのパワーがなければいけないのではないだろうか。
*スーパー最下位で全く良い所がなくても三年契約を盾に続投する大矢監督 *さんざん売れてお金持ちになっても卑劣なエロ漫画を書き続ける風船クラブ先生 *真剣勝負なんて一度もやった事ないけど格闘技のご意見番を気取り続ける前田日明 *性病自覚しているけど絶対勤務に穴を開けない風俗嬢 *ケンちゃんラーメン新発売 8年経っても新発売 *「偉大なる首領様」
少々間違っていても強い意志を持つ者が勝つ。そこら辺が世の中の真実である。 どんなにどうしようもない会社だと皆が口を揃えていても、そこでのし上がったかつての後輩はやはり立派だと思う。 私も同じように、やるだけやって悔いのない笑いをかっ飛ばせるビッグガイを目指したい。 最低でもかわいいぽちゃさんと心の底まで愛し合えたらそれでいい。十分だ。十分どころかおつりが来るぐらい十分だ。うん。 せめて愛する心だけでも。 愛する心だけでも、抱き続ける男でいたい。
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