かったるいかったるいいっていても駄目だ。何にもならないのだ。よくわかっている、私はそれを、知っている。 だがしかし段々太陽の照り返しもきつくなってきてやっぱりかったるい日々に突入していっているよなあ。ねえ、そうは思わんかね、君たち。 ここで一つゆかいなエピソードを。 今日来るはずだったいつもの本部の上司だが、急遽朝になって予定を変更し、うちの支社に姿を現さなかった。理由は「いつもよく行っているからたまには他の営業所に行かなければならないと思った」である。ほほーぅ、突然行き先変更してあなた様の自宅の近くの営業所に突然向かった理由はそれですか。 いやいやいいんですよ。わかってます。寝坊したんでしょ?それでうちの社に来ると大遅刻になってしまうから、自宅から30分の別の営業所に九時ギリギリに飛び込んで、本部に「予定変更、本日はこちらで業務を行います」って連絡したんでしょ?HA HA HA. 全くもう、素早くどこか遠くの僻地にでも左遷されでもしてくれないものだろうか。普段偉そうにしているからこういう時誰も同情してくれないで蔭で笑われるのだ、反省なさいと伝えたい気分である。でも伝えない。何故って?それは私は彼のパパでもママではないから。ましてや恋人でもない。