ブレる男
「(「最低でも県外」と発言したことについて)党の考えではなく、私自身の代表としての発言(なので、党の公約ではない)」「昨年の衆院選当時は、海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならないとは思っていなかった。学べば学ぶほど(海兵隊の各部隊が)連携し抑止力を維持していることが分かった」
ギャラクシー級のルーピーとして名を馳せる鳩山首相だが、この期に及んでまた前言を翻した。どうでもいいが今「前言」と書きたいのに「ぜんごん」と打ってしまったのでどうしても漢字変換が出来ず、「どうして変換出来ないんだ?ATOKはおかしいんじゃないか?」と憤ってしまった事は内緒である。「前言」は「ぜんげん」である。ただ「言語」は「げんご」とも「ごんご」とも読める。全く日本語とは難しい。
新大関の把瑠都関も「俺には漢字は超簡単な数文字しか理解出来ない。覚えるとか絶対無理」と投げ出してしまったが無理もない。ちなみに彼は大関昇進時の伝達式で四文字熟語を口にしなかったが、「理解していない言葉で伝えたら嘘の気持ちになっちゃうだろ?」との事だった。理屈である。彼は正しい事を言っている。なお、これは把瑠都が頭が悪いと言う事では決してない。何とWikipediaを見てみたら入門時点で「入門の時点でエストニア語のみならず、ドイツ語、ロシア語、英語、仏語を話すことができた」と言う。凄いぜ!英語力だけでも私に分けて貰えないだろうか、いや本当に... そんなわけでいきなり鳩山首相の悪口から日本語の難しさ、把瑠都四方山話へと話題がシフトチェンジしまくってしまったが気にしない。愛らしいぽちゃさんが次から次へと現れたらどんどん目移りしてしまうが同じ事である。新戦力が現れる度に「新戦力だから」というのみの理由で使わずにはいられない大矢監督を思い出す(尾花監督もその気があるような気がする)。 それに私の文章のブレなど、鳩山首相に比べればかわいいものだ。彼の場合はブレているどころか自動補正機能をオフにしたカメラをブンブン振り回しながらお見合い写真を撮ろうとしているようなものである。あまりに腕の振りが早過ぎて、被写体が青木りんなのか小林きな子なのか研ナオコなのかすらわからないぐらいの勢いだ。 「それって密室政治とどう違うの?」と揶揄されながらも、散々「腹案がある、今は言えない」と隠しておいて(と言うか無かったから表に出しようがなかったのだろうが)、結局、最初はけんもほろろに面会拒否した徳之島三町長に後からすり寄って「沖縄だけじゃなくて徳之島でも基地をお願いしたい」と言い出すとか、尋常ならざる精神構造であるとしか言い様がない。 だいたい「最低でも県外」だったはずが「沖縄から基地は動かせない」なんて選挙が終わってから言い出すとか人間として許されるのだろうか。煽るだけ煽って逃げ出すとか、ハンゲルグ・エヴィンみたいな奴である。所詮そんな奴は本物のジン・ジャハナムには相応しくない。そしてこう言う時に自力で問題解決するために権力を集中しているはずの小沢は知らんプリである。だって、何も実行能力のない人ですから...無能に権力が集中しているというのは恐ろしい事である。でも辺野古に土地を買ったって言うし(徳之島にも)、選挙前に電撃辞任して選挙に勝って、院政敷く予定なんだろうなあ。つまんない悪知恵ばかり働く男である。奥州市は責任取って水沢の街ごと水没しろよと命令したい気分だ。 例えば私が権力が集中している会社社長だとしたら、最終面接で受かるのはぽっちゃりした女の子ばかりになるはずである。それでいいのかと言う事だ。私はそれでもいいが会社は簡単に潰れるだろう。私は男は余り好きではない。馬鹿な男もそんなに好きではないし優秀な男も余り好きではない。そしてかわいいぽっちゃり女性が大好きである。シンプルなゲームだな(ブラン・ブルターク少佐:談)。 それにしても徳之島案は凄い。沖縄から基地は動かず、更に基地を押し付けられる島が新たに出て来てしまうと言うのが物凄い。基地を増やしてどうする、何の解決にもなっていないではないか。しかも徳之島案をアメリカが飲む可能性はほぼゼロと来ている。ジム・ブランゼルがジャイアント馬場からピンフォールを奪う展開並みに考え難い。 しかし笑ってばかりはいられない。鳩山の迷走は見ていて面白いが、その迷走をも利用して影で動いている奴がいる。 一番の敵が誰かを、私たちは見定めねばなるまい。 そろそろ国民の怒りも爆発させて良い頃ではないだろうか、諸君!
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