【2010/07/16 06:18】 | エンターテインメント | TRACKBACK(0) | COMMENT(0) |
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参戦してます
Author:ROUNDABOUT 神奈川南部に生息するぽちゃさん大好き男。調子に乗って画像転載を続けていたら強く怒られました。各方面にご迷惑をお掛けしています。メールは業者しか来ないので閉鎖中…というのは2013年までのプロフィールで、令和の今はだいぶ異なってます。埼玉にいます。
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さて私の漫画読者歴は実の所ぽちゃさん愛好歴より長い。私とて生まれた瞬間からぽっちゃり女性に欲情していたわけではない。それは漫画も同じ事だが、5歳の時新宿で親にテレビマガジン及び「猫目小僧」第1巻を買って貰ったあの日以来、漫画の面白さに目覚めた私である。その後すぐ「ドラえもん」と出会い、更に秋田書店の少年雑誌「冒険王」と出会った事で、私の人生におけるオタク歴史は約束された。
言わずと知れた児童漫画の金字塔である。アニメではやや偽善的な作風になってしまったが、原作は子供の抱く悪意もエロも隠す事なく描写されていて素晴らしい。私の心の師匠は今も昔も藤子不二夫先生である。なお、厳密にはドラえもんは藤子・F・不二夫先生（藤本先生）の作品なのだが、私の脳内では藤本先生と我孫子先生、二人で「藤子不二夫」である。文句は言わせない。ドラえもんは「よいこ」から「小学六年生」まで対象としていた作品でもあり、高学年向けの掲載誌に書かれた作品にはウィットに富みすぎていて幼き私には理解が難しい作品も多々あった。まさにドラえもんを読んで成長していった気分である。なお、コロコロコミックを読まなくなってもドラえもんだけはずっと立ち読みという形で読み続けていた事もあり、厳格な卒業はないまま藤本先生が死去、長いファン歴に区切りが付いた気分である。それ以降のニセドラえもんは全然読んでないので、特に悪口も思いつかない。ちなみにのび太くんは1964年生まれの設定だという。今どこで何をしているのだろうか。
幼稚園の時だったか、親に買って貰ったテレビマガジンスーパーカー特集号に載っていたスーパーカー漫画をずっと覚えていたが、それは後に少年画報社ヒットコミックス・超人ロック第1巻巻末に収録されている「フリーウェイ・レーサー」だった。子供の頃好きだった漫画に出会えたうれしさで超人ロックも読んでみたが、正直小学生当時の私には内容が複雑すぎて意味がわからないSF作品だったのも事実である。その後たまに本屋で立ち読みする事はあったが（昔は本屋さんで漫画単行本にカバーが掛けられていなかったのだ）、ファンになるには至らなかった。その後湘南爆走族目当てで少年KINGを毎号買うようになっても超人ロックは斜め読みしていた。湘爆が終了したらロックが連載されているにも関わらずKINGを買うのを止めてしまった程である。
テレビ作品、「千年女王（松本零士原作）」が終わった時、次回予告で流れてきたパタリロの勇姿を見たのが最初の出会いだ。パタリロは少女雑誌花とゆめに連載されており、当時ようやくコロコロコミックを読むのを止め少年ジャンプを買い始めたばかりの私にとっては全く存在すら知らぬ作品だった。かわいいキャラクターだったので気になり、友達のH君に「今度始まるパタリロってどんな漫画家知ってる？」と効いたら姉が持っているから知っていると言う。じゃ、今度貸してくれと言う事で借りたら、ホモとか男色とか男同士の絡みシーンなど、信じられない内容が我が脳髄を駆け巡った。何せ、どうやって子供が生まれるのかもよくわかっていなかった当時の私である。正直パタリロに夢中になるには年齢が若すぎた気がする。でも夢中になってしまった、単行本を買い揃えてしまった。これは内緒だがそのうちの何冊かは万引きで、親にバレてボコボコに殴られたので数年間買うのを自粛したぐらいである。自粛後は再び単行本を今度は新刊で買い揃え、「パタはみ」という投稿コーナーに実名で何度か名前が載る程にのめり込んでしまった。
そんなわけでこれら三作品の中に「静かなるドン」が今後含まれる可能性も大である。正直上に上げた三作は私の中では本当に特別で、
ぽちゃさんに夢中になり過ぎて視野が狭くなった私だが、人生それだけでいいのだろうか。
