米こそ我が青春、猪木。いや違った命。
戸越の酷暑の影響で稲作が不振なのだそうだ。「戸越の酷暑とは何ぞや?」と思われる方もおられようがそれは単に「今年の」と打ち込もうとしたら間違えて「とこしの」とタイピング&誤変換してしまい、何となく面白かったのでそのままにしただけの話なので気にすることはない。音位転倒というやつだ。英語で言うとMetathesis。おっとつい博識を披露してしまった。嫌味な奴と思われないか心配だ。
そんなわけでそれはともかくお米の危機である(お乳の危機ではないので注意されたい)。CRISIS OF THE RICE.夏は暑いからこそ夏なわけだが、余りにも熱線滴る猛暑が続くと農家の皆さんも大変だ。大気圏突入時にバリュートが破れるくらい大事(おおごと)だ。カクリコンやクラウンといったパイロットたちなら私の意見も納得して貰えるものと思われる。戸谷公次に乾杯。私がぽちゃさんを見て興奮するように、日本人は白米(別に玄米でもいいが)を見てお腹が空くように出来ている。
猛暑恐るべしなのだ。 お米に先立って今年は一足早く野菜も高値を付けている。まあ野菜は固ければ(また書き間違えだ。「高ければ」である)食べなければ済む話だが、お米は日本人の主食である。お米の場合は野菜のように「あんまり好きじゃないから要らない」、と言うわけにはいかない。私は個人的にネギと玉葱とニンニクやじゃが芋、せいぜいコーン以外の野菜は人生に特に必要ないと何となく感じている。穀物、豆系で十分だ。 レタスやキャベツを一生食べなくても人は幸せに暮らして行けるのでは無かろうか?お肉が大好きな全国のぽちゃさんたちの中にも同意見の乙女はいるものと思われる。 お米>野菜である。 この公式には一分の隙も見受けられない。お米のない食卓は考えられなくても野菜のない食卓は余裕で考えられよう。 Jリーグの歴史を語る時に鹿島アントラーズの名を忘れるわけにはいかないが名古屋グランパスは特に触れなくても問題ない。同様の例を幾つか挙げておこう。
*東京都と鳥取県 *ガンダムとドラグナー *富士山と身延山 *ヤンキースとブリュワーズ *鉄腕アトムとジェッターマルス *藤沢厩舎と二本柳厩舎 *アントニオ猪木と高杉正彦 *琵琶湖と鎌倉湖 *ゾーマとぶちスライム *サンミュージックとサンミュージックプレーン *ナナイ・ミゲルとメスタ・メシア *ダイヤモンドと玄武岩
かように物事には重大な存在と、比較してそうでもない存在とがあるとご理解頂けただろうか。そうであれば幸いだ。 やはり日本人として生まれ育った以上私はお米のご飯が大好きであるはずだ。たまにパンを食べる分にはかまわないが、どうしてもDNAがお米を欲しているものだ。 カトリック教徒の場合パンとワインがキリストの体と血に変化し、それを信徒が分け合う事でミサを成す。 日本人の場合はお米と肉であろうか。 「何でいきなりそこで肉が出てくるのだ」と問われると私が肉が好きな人間だからだ。多くのぽちゃさんも同意見だろう。人それぞれ好みがあるが私は豚肉派である。特にブロック肉がいい。当然牛肉や鶏肉も大好きである。それより豚肉が好きだと言うだけの話だ。だが焼き肉屋に行ったとしても、傍らにお米のご飯がなければ美味しさも半減するのは私だけではあるまい。どう考えてもお米ブラボーなのだ。 日本人はお米がお好き。当然の論理である。 ちなみにぽちゃさんも洋物の超弩級ビッグボディ娘より柔らかくまろやかな和風ぽちゃさんが好きだ(注:別に洋物ぽちゃさんが嫌いだというわけではない)。確かに単純な大きさや曲線比率では日本人は西洋人に叶わないものの、アッチョンブリケ、お淑やかな穏やかさと愛らしさは全く負けていないというかそれ以上である。あと、私はケバい化粧が余り好きではない。アイシャドウやチーク、リップ塗りたくりが余りはやらない日本人の風土が個人的に良く合っている。 そんなお米が今年は不作などと、全く大変な事態である。冷夏でも駄目、酷暑でも駄目。全く難しいものである。揺れ動く肉汁娘のハートのようだ。 しかし男は諦めずぽちゃさんを追い求める愚かな生物である。お米だって同様だ。 私はぽちゃさんを愛するように、お米を愛している。君が日本人ならば、わかってくれるはずだ。
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