荒れ模様、しかし人は豊女を求む
年の瀬、日本列島大荒れの空模様だそうだが関東南部を中心とした地域だけほんわかした過ごし易い天候が保たれている。東北甲信越はおろか名古屋でも初雪があり、なんと鹿児島、熊本、長崎と言った九州地方でも積雪となったそうだ。
全国のぽちゃさんたちがその厚い肉体で多くの男たちを暖めてあげている事だろう。羨ましい。あーいやらしいいやらしい。まあいいだろう、仲良き事は善き事哉、なのだ。存分に今という時を楽しみ、束の間の喜びに溺れるが良い。人生は一度切りなのだから、誰にも後ろ指を差される筋合いはない。
ぽちゃさんがいなければ世の中はただの寒い冬なのに、そこに存在するだけで共に暖め合う幸せな季節に早変わりする。 何もいなさそうな冬の海に撒き餌を散らすだけでサヨリが釣れるようなものだ。つまり私たちは、すぐ傍にある可能性という名の宝石に気付かず生きているわけだ。ああ勿体ない勿体ない。サヨリは干物にしても天ぷらにしても旨い。オールマイティだ。阿久悠は歌謡曲を書かせても特撮ソングを作らせても素晴らしかったが同じようなものだ。それだけ万能で美味しいサヨリも釣り方を間違えれば全く釣れないわけで、全くの無駄に終わってしまう。 雪だ雪だ、寒い寒いと震えているだけでは大きなチャンスを見逃してしまうと言う事だ。そんな愚かな大人になってしまってはいけない。 熱した肉肌を持つ女体をGETせよ。それが私たちの喜びだ。ここを間違えてはならない。 この正月は寒くなりそうだ。同じ寒い正月でも、如何に充実した日々を送れるか、遅れないかは私たち一人一人の心掛け次第で変わる。 何、「私はサヨリには興味がありません。狙うはクロダイのみです」とな? そんなものどっちでもいい。大切な事はサヨリだろうがクロダイだろうがすぐその海にいるのに木塚津過ごすのは勿体ないと言う事だ。四の五の言わずに金沢区は福浦へGOしなさい。 私は魚にはそんなに関心がないので温かいぽちゃさんの肌で温々する事を考えたい。 とにかく何が言いたいかというと「寒い寒い」と言うだけで終わるだけの男になってしまってはいけないと主張したい。 すぐそこに、アタリは有るはずだ。 のほほんとスルーするようではちょっといけない。チャンスの女神に後ろ髪はない。追い掛ける事をやめた人間には、思し召しは何も残されていないのだから。
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