横浜DeNAベイスターズを適当に応援しよう
さて先日我が横浜ベイスターズが横浜DeNAベイスターズとなった。モバゲーの運営会社であるDeNAに売却されたのだ。
DeNA、正直色々とインチキ臭い会社だが、それを言うなら楽天やソフトバンクも充分インチキ臭い会社だし、横浜の前オーナー企業であるTBSなんてインチキの総合結社みたいな怪しさだった。その意味では大して変わらない。体重98キロのぽちゃさんが1キロ増減しても外見上何の変動も感じないように。
球団名に企業名が入らない(入れない)という理念によって誕生した横浜ベイスターズが二十年しか持たなかった事は残念だが、根付かなかったものは仕方がないとの見方も出来る。まあ東京オリオンズよりは長かった。次にチャレンジする球団には百年は持って貰いたいものだ。 ぶっちゃけた話、本音を言うと、この一、二年で横浜ファンを続ける気力も随分と萎えた。知人である加地球団社長が代表権を失いはしたものの会長職に残留出来てヨカッタネという気分である。奥さんも心労は並大抵のものではなかっただろう。 そんなわけで何というか三十年の長きに渡りファンを続けているわけだが、正直な所、何かどうでもいい気分だ。ファンであればある程この球団は根っ子から腐っている事がよく理解出来る。一度破壊して、一からやり直してしまえば良いのだ。横浜から移転する可能性もなくなったし、DeNAのお手並み拝見である。 個人的に期待していた工藤監督招聘をあっという間に白紙にしてなくしてしまったなど、「大丈夫かよこいつら」と言う気もするが、その逆に即決で方針転換するなど決断力に優れた企業である気もする。資金は豊富だし、意外と希望の持てるチームになるかも知れない。お金があると言う事は良い事だ。私も十億円ぐらいあればぽちゃさんの愛人を五人十人余裕で囲えるだろう。 昨年は苦しい時期本当に頑張っていた内川がFAでソフトバンクへ去り、今年はとうとう村田修一までが巨人へ行ってしまった。真田もアメリカ挑戦を希望しポスティング、入札球団こそなかったが自由契約で去る事となった。だが新生ベイスターズ構築には良い契機となるかも知れない。 日本ハムのGM職で結果を出し、星野仙一ですら頭の上がらない高田繁をGMとして招き、コーチ実績は全く無いが明るく人気はある中畑が監督となった。何で中畑なんだという感じは正直静岡、もとい、するが、コーチ実績のあった前監督の尾花ですらあの体たらくだったし、気分転換には良い人事かも知れない。ラミレス、林、鶴岡の新入団組も楽しみだ。吉村も復活して欲しい。そして何より、横浜には筒香嘉智がいる。 前程の熱はなくなってしまったとは言え別にファンを止めたわけではない。横浜にはこれからも頑張って欲しい。応援している。 しかし実の所私の来年の最注目球団は東北楽天ゴールデンイーグルスである。星野監督は嫌いだったが、今年は応援する事にした。何故ならファーム打撃コーチに私の最も敬愛する偉人、田代富雄が入団したからだ。田代を獲得した星野が悪人であるわけがない。 私は横浜ファンである以上に田代富雄の大ファンである。 これは死ぬまで変わらない。ぽちゃさんを見ると下半身が震えるように、私のDNAは田代富雄を応援するように出来ているのだ。 まあ新生横浜DeNAベイスターズにも精々頑張って貰いたいものだ。取り敢えず注目はしておく。頑張れ。 私からの愛のメッセージは、それだけだ。 2012年は田代富雄の時代である。横浜DeNA球団も頑張ってついてきて頂ければ幸いだ。ニンニン。
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