俺とお前のマニフェスト
政府が群馬県は八ッ場ダムの建設継続を発表した。これで一昨年の衆院選選挙前に民主党が掲げたマニフェストはほぼ全滅の運びとなった。
例えば私が体重45キロの骨娘と婚姻したと発表したら、今までこのブログを読んでくれた訪問者の皆様はこぞって私の事を嘘吐きと罵るだろう。日本中のぽちゃさんが悲観の涙を流すだろう。人間なんて信用出来ない存在なのかと厭世の哀しみに震えるだろう。
全く民主党とは私の長い紳士的人生でも特筆的なインチキ政党である。北朝鮮や中共に勝るとも劣らぬ出鱈目っぷりで私たちを愚弄し続けて来た。こんな屈辱は石井一久にノーヒットノーランを食らって以来である。 しかしながら意地を張ってやっぱりダムは要らないなんて言い張っても「何や、やっぱり民主党は空気の読めない間抜けな政権なんやなあ」と馬鹿にされるだけの話であり、何をやっても駄目なものは駄目というかいきなりロンダルキアの洞窟でブリザード四匹に先制攻撃を食ってしまったようなひたすら諦めの境地でターンが終わるのを待つしかない状況下と言える。 しかしながら民主党を政権与党に選んでしまったのは他ならぬ我々日本国民であり、自業自得と言える。勿論私個人としては生まれてこの方民主党議員に票を投じた事は一度もないわけだが、自分だけいい子になって周りを悪者にしても仕方がない。それが民主主義というものだ。 朝日新聞によると世論調査で"首相公選「賛成」七割"とあるが東京都や大阪府の知事選を見てもわかる通り国民の見目なんていい加減なものである。宮崎県で活躍した東国原だってよく頑張ったとは思うが、最初にあんなのが選ばれる時点で色んな意味で選挙システムは崩壊している。民主党を選んでしまった我々が首相を選挙で選ぶなんてしてしまったら間違いなくいつかは口の上手いだけの独裁者を選んでしまうに違いない。その意味では民主党を与党にしてしまった私たちの救いはそこに在る、というかそれしかない。馬鹿を祭り上げた結果政治に対して厳しい視線を持つようになれたのならば、痛い教訓を糧に、次の選択を間違えないようにせねばなるまい。民主主義の世界で生きようと思ったら、答えは(結局)それしかないのだ。 とは言っても「では一貫して主張を買えない政党は素晴らしい、よし、次は共産党に投票しよう!」と言うのも何か間違っている気もする。個人的に私の職場は多くの人々が集まるショッピングモールであるからして、たくさんの政党の党員や支持者がしょっちゅう選挙期間中に敷地内に入ってきて違反活動を繰り返すわけであるが、最も開き直って手に負えない連中が共産党である事も間違いない。やっぱり今の時代共産党員であると言う事はそれだけ頭の面白い方々も多いと言う事なのだろう(ちなみに話が逸れるが一番聞き分けがよいのは何故か幸福科学党である)。 しかしながら私も一貫してぽちゃさんを愛し続けているという点においては同じである。 ブレない男は間違いのない信念を持っている...とは言えないが、そう思わせるだけの魅力がぽちゃさんには詰まっているのだから仕方がない。 現実にぶつかってすぐ折れる民主党では人々は困るのだ。 私はもう少し誠実な人間になりたい。ぽちゃさんの希望。守り続けるべき大儀、もとい、大義があるのだ。
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