関東大震災が起きればチャンスらしいぞ
他人の不幸は蜜の味と言うが、それを正直に願って口にしてしまってはいけない。私も心の奥底でぽっちゃり彼女を持つ男が全員別れてしまえば大チャンスだとは思っているが、敢えてそれを声高く主張しようとは思わない。今したけど。
「関西経済にとっては関東大震災が起きればチャンスだ」 井戸敏三。他ならぬ兵庫・淡路大震災で最も多くの被害を受けたはずの兵庫県知事の発言である。 良くこんな事が言えるものだ。頭が悪いのだろうか?心が貧しいのだろうか。老化が進んでいるのだろうか?いずれも恐らく正解だろうが、こんなバカが普通に知事を務めているような県に未来があるのか他人事ながら心配だ。
「東京への一極集中を懸念し、地方にバックアップ機能を作っておくべきだという良くある意見を述べたかっただけで他意はない」そうだが、私もこういう発言を平気な顔で出来てしまう人間は速やかに隠居せよと他意なく述べさせて頂こう。東京への一極集中問題は確かに問題だが、こんな愚かな男の県に有事を任せていいはずがないでしょう。 「そうですね、確かに関東大震災が起こったら大変ですよね。でもその時は兵庫県以外の県に臨時政府を置いて下さい。お願いします。」と井戸君には伝えたい。名古屋なんか良いのではないだろうか。少なくとも自分のところのお膝元で未曾有の大惨事があったというのに他人事の発言をしてしまえる知事を選出してしまうような地方自治体よりは良いと思うんだ。 そう。震災の苦しみを知るはずなのに何故井戸のバカは簡単にこんな事が言えるのだろう。私なりに脳細胞をフル稼働させて考えてみたい。 まず考えられるのが「苦しまなかったから」というパターンである。 常識的に考えてこれが最も有力な考え方だろう。自分の地元で大災害が起こり多くの人々にとって苦しみが生じたが、井戸自らにはその困窮が及ばなかったので他人事として氏の脳味噌にインプットされていたという意見だ。自分だけが助かれば後はどうでもいい人間は大勢いる。井戸もそんな奴だった考えれば理解出来る発言である。震災当時は自治相の役員で東京にいたようだし、そうなれば尚更他人の苦しみなど理解出来ないに違いない。 もう一つ考えられるのが「苦しんだが、忘れた」だ。 ただのバカとも言い換えられるが、現実問題兵庫を基盤として政治活動を行っていて、震災後に兵庫県副知事として働いていたのだから全く苦労しなかったとも考え難い。しかし苦しんだ人間が関東大震災はチャンスなんて言葉を口に出来るかと考えてみれば通常そんな事を口に出来るはずがないわけで、痴呆、傲慢、狂化、無能と言ったいくつかの理由をもって脳から痛みが消え去ったのだろう。幸せな老人である。 どれぐらい幸せ者なのだろう。複数のぽちゃさんと毎晩代わる代わる交尾を重ねるぐらい?山手線が揺れた瞬間に隣のぽちゃさんの乳が押し付けられてきた瞬間ぐらい?借金取りが押しかけたら亭主が「金を返す代わりにうちの妻を自由に扱ってくれ」と、身長152センチ体重78キロ35歳の熟ぽちゃ妻を差し出してきた時ぐらい? よくわからないが、適当にネットの海から井戸発言を拾ってきた。 大した人物ではないようで然程の件数はHITしなかったのだが、その今回の事態以前の、数少ないネット上に流れ出た発言の一部を見てみよう。 「兵庫・淡路大地震の被害者の多くが圧死だった」 救助活動の遅れによる焼死者が多かったはずだけど。特に長田区辺りでは。 「飲酒運転ですぐに免職とは行き過ぎなのではないだろうか」 いつの時代の人間だよ。昭和に帰れよ、おっさん。 やれやれである。どうやらただの頭の悪いおじさんらしい。 しかし権力者ではあるわけで、こんな人物に牛耳られている兵庫という県の人民には心よりお悔やみ申し上げたい。 兵庫県にもかわいいぽちゃさんは大勢おられるはずなのに、こんな変な人が知事では可哀想過ぎるのではなかろうか。不憫としか言い様がない。脱出して私の恋人になってみたら如何だろう。考えてみると今まで関西弁のぽちゃさんとはえっちはおろか会話すらした経験が私にはない。どれだけ興奮するのだろうか。ハァハァなのである。 神戸と言えば神戸牛。そんなわけで(どんなわけでかは説明しない。面倒臭いから)クール便なり何なりで送って貰えれば神戸ぽちゃっ子の君に横浜市栄区のキッチン付きラブホ「ホテル よこはま物語」辺りで私の作ったビーフカレーでも作ってあげようではないか。これから寒い時期なのでカレーライスはお腹がホカホカあったまる。本当は個人的にカレーを作る時は牛肉より豚肉の方が好きなのだが、気にしない。君の送ってきてくれた神戸ビーフだもの。心から感謝感激して食べるに決まっているじゃないか。 何はともあれ井戸敏三を見捨てて私を頼って欲しい。兵庫県のぽちゃさんが、ピンチなのだ。
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