寒空の2008(後編)
クリスマスイブだというのに個人的にも世間的にもウキウキする出来事がない2008年末の日本。飯島愛が死んだのなんの、ネット上も暗いニュースで覆い尽くされている。読売新聞を読めば不況の直撃を受けたデトロイトの死んだ街並みが描写され、後ろの方の紙面では死刑の是非を何日にもわたって特集しており暗過ぎる事この上ない。いや、あれはあれでいい連載だけど。 東スポを読むと藤本義一の爺さんが相も変わらず「俺はケータイを持っていない」なんて言う何にもならない自慢を連ねたコラムを掲載している。変わらないオヤジである、この男も。変わらないと言えば変わらないが、よい方向にも変わってくれないここ数年の状況が今年も続いている。 と言っても今年も変わらないなりに様々な出来事があった。個人的十大ニュース発表は結構頭を使って疲れてしまうので今年はやらないが、印象に残ったものを適当に一つだけ述べよと言われたら「iPhoneが売れなかった事」を挙げてみよう。 「売れる」「売れない」と販売前から色々と言われていた当機だが、私は売れると思っていた。予測というものは本当に難しい。 前回も書いたがあの大企業トヨタすら突発的な不況に対応出来ず突然の赤字で苦しむ時代である。誰が予想していたのだろうか。何事も先読みは難しい。先行き不安定なのだ。どれぐらい不安定かというと秋の空とぽちゃさんの心模様はアパルトヘイト後の南アフリカ治安情勢なみに不安定なものなのだ。え、前回も同じ文章を読んだ気がする、ですって?そいつぁすんませんでしたね。私が悪う御座いました。
...続きを読む
|