俺ァ頑張ったぜ、褒めて褒めてな日記
今日の神奈川県下は早朝から寒く冷たい雨風が吹き叫び、陽気に浮かれる一般庶民を骨の髄まで凍らせたのだった。 「何が桜だ調子に乗りやがって思い知れ、バーカバーカバーカバーカ」 冬の逆襲である。豊満に花開いていた桜木は枯れ木の如く姿を変えた。幸福は長くは続かないという証左であろう。 そんなわけで昨日から続く妙なお天気に喉の奥をやられ風邪気味の私である。朝のスクーター通勤は本当に嫌だった。久々に「会社に行きたくない」と思ったものである。しかし一生懸命働く男にぽちゃさんは惚れるものだ。いい男を演じたいという男の意地のみで仕事を乗り切ったわけである。やはりやる気がある人間は強いのか、雨に打たれながらの仕事となったが大分体調も良くなった。頑張った甲斐があったというものだ。 今も唾を飲み込むと後頭部の付け根辺りに鈍痛が走る状態なのだが朝に比べれば大した事はない。 朝はただ立っているだけで頭がボーッとしていたのだ。 ボーッと突っ立っている抜けた性格のぽちゃさんは見ていてかわいいが、男でボーッとしていると存在する意味がない。この辺が人類社会の辛い所だ。男の苦しさである。だが男に生まれたからこそぽちゃ女性を愛でる喜びを胸に生きる事が出来る。私はやはり男として生まれて良かったなあと考える次第である。
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